日曜日, 6月 30, 2019

Zスケッチなら形状をZSpherに連動できる(133)

2019年6月20日に行った画像処理テクニック講座133の補足説明です。

ZBrushで服を作成したりする場合は、マスキングをして拡張する方法が一番イージーですが、作成後にベース形状を変更したい場合には作り直しが必要なので向いていません。そんな場合は、ZSketchが最適です。ただし、制作にはコツがいります。

ますベースオブジェクトを用意します。また、後々形状を変更したいのでZSphereの状態をキープします。



必要に応じて[A]キーを押してZスケッチのメッシュをプレビュー(ユニファイドスキンのプレビュー)して確認します。

形状が概ね確定したら[Shift A]を押して[Zスケッチ>スケッチ編集]の状態とします。

ここでもう一度[Shift A]を押して元に戻してから、[Zスケッチ>スケッチ表示]するとZスケッチした部分が透明に表示され、その状態でZSphereを変更すると、Zスケッチ部分も連動して変化します。

[ユニファイドスキン>ユニファイドスキン作成]を押すとZスケッチがメッシュ化されます。サブツールで予め分離しておくと良いでしょう。

メッシュ化されればShiftキーでもスムージング処理も可能になります。なお、Zスケッチはブラシのサイズを小まめに変更するようにするとコツが掴めてきます。