土曜日, 2月 14, 2004
新しいソフトとの関わり方
新しいソフトをマスターするということは、毎回楽しみと苦しみが同居したなんとも絶妙な空間であり一番ワクワクする瞬間かもしれない。もっとも私は新しい ソフトとの関わり方には一定のルールを設けている。それはイントスール方法だけをマニュアルから探し出し、あとは極力マニュアルを見ないのである。こうす ることでインターフェースの完成度や直感的に何がつくれるかという基本的なことが分かってくる。当然何時間見つめていてもチンプンカンプンなものはほとん どの場合リタイアしてしまう。それだけしか使わないということであれば話は少し異なってくるが、やはり様々なソフトウェアを使わなくてはならない状況下 で、あまりにもイレギュラーなものが混じってしまうのは効率の低下に繋がるからだ。もちろんチンプンカンプンでも最初のハードルをなんとか越えることで自 分にとっての優秀なアシスタントとなる場合がある。古くはLivePictureやMeta Flo、Shadeなどがそうだ。もちろんもう少し簡単であってもリタイアしてしまうものもあった。それらの境界線の違いは私には分からない。思えば回り に誰もユーザーの居ない状態で学び初めてIllustratorも何かを作成するに至るまでに1ケ月以上かかった。英語版だからというのではなく、コン ピュータ上で何か創り出すという行為そのものが自分にとって異質だったからかもしれない。その異質感が慣れ親しんだソフトウェアと違うインターフェースの 新しい道のソフトウェアに出会うと何かオーバーラップするような気がしてならない。(column: 1488)
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