金曜日, 8月 28, 2020

Visual Studio Basic_12 
MessageBoxに表示してみる

今回は入力した「かな文字」をメッセージボックス(MessageBox)に「カナ文字」として表示させてみます。
VS Basicを起動したら[新しいプロジェクトの作成]にて新規プログラム作成モードに入ります。最初にTextBox1つ、Button3つ、Label1つを配置します。
プロパティーにて文字やパーツのサイズを調整して上の様なレイアウトとしました。次にソースです。TextBox1の文字サイズは12ポイントとしています。

列挙型メンバを利用します。指定した列挙体に含まれているメンバ(定数)の値と名前を列挙する方法・・・とワケワカメですが、取り敢えずお呪い程度に理解すればOKです。

ということで今回はカタカナ変換なので、

VbStrConv.Katakana

となります。もし半角カタカナに変換する場合はカタカナに変換してから半角変換なので[+]で繋げます。

VbStrConv.Katakana + VbStrConv.Narrow

で、実際のソースは・・・

「-----------------」は区切り線なので記述の必要はありません。
青字は自動入力部分で修正の必要はありません。
黒字が入力部分です。
赤字はコメント文なので記述の必要はありません。

-----------------
Public Class Form1
    Private Sub Button1_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button1.Click
        ' MessageBoxにTextBox1をカタカナ表記で表示
        MessageBox.Show(StrConv(TextBox1.Text, VbStrConv.Katakana))
    End Sub
-----------------
    Private Sub Button2_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button2.Click
        ' TextBox1をリセット
        TextBox1.ResetText()
    End Sub
-----------------
    Private Sub Button3_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles Button3.Click
        ' プログラムを終了
        End
    End Sub
End Class
-----------------
デバッグして問題が無ければ完成です。

TextBox1にかな文字を入力し[カタカナ変換]ボタンをクリック・・・

MessageBoxが出てカナ文字が表示されれば完成です。なお、MessageBoxの文字サイズ変更は難しい処理が必要なので省略します。また、プログラム途中でMessageBoxをクリアすることは出来ないので、クリアが必要であればMessageBoxの[OK]をクリックします。あるいは右上の[×]。

Visual Studio Basic 2019