木曜日, 9月 12, 2024

Illustratorでの作図基本 07 
特殊方眼はパターンで逃げる

特殊方眼が必要な時はパターンで逃げ切ると原理です。ここでは対数グラフという設定で説明します。

※実はJavaScriptで悪戦中なのですが、デバッグで苦戦しているので、取りあえずExcel使えば直ぐに出来るのでこのネタを整理しました。

対数グラフなのでこんな感じです。

Excelなるこんな感じで計算できます。

桁数を小数2桁としてから100倍(※)します。

※作図しやすいサイズに変換

具体的にはこんな感じです。

100倍したlog(10)は100mmなので、100mmの線を作成し・・・
Control Cに続いてControl Fを同じ位置にコピーを配置し、Control Kでカーソル移動値にExcelで100倍にした値を入れてからカーソル移動させます。コレを繰り返し、上の状態になったら・・・

-90度回転コピーすれば上の状態になります。

ここで、左端の垂直線と一番下の水平線を削除してから全体を50%縮小します。

このままパターン登録しますが、50%に縮小したのに50mmになりません。ここが実は一番重要で、パターンは全体のサイズを基準とするので端数が出ます。つまり、線幅の分が加算されているわけです。ですから50mmに修正してから登録します。

後は任意の矩形に展開するだけです。なを、作例では0.5ptの線幅で処理しています。また、プレビューでは線幅がガタガタですが、コレはIllustratorの仕様なので慣れるしかないですね。どうしても気になるので私はラスタライズで目視しています。

さらに細かい間隔なqらば、log(1.5)のように0.5間隔にするなどで対応出来ます。