Excelの表のように縦方向に長いデータに一部分を波線などで割愛することがありますが、Photoshop等で説明用に作成することを想定して手順を整理してみました。なお、Illustratorも利用していますが、Photoshopのパス処理と[パスの境界線を描く]を利用すればPhotoshopだけでも完結できます。
※誤解を招いたり、印象操作と受け取られかねないのでグラフなどには使わない方が賢明です。
用意した501行まであるサンプルデータを、この比率で501行までを示すことにする場合を想定しています。
最初から比率を保った表示でキャプチャを撮影すれば良いのですが、後から比率を指定種事を想定し、高さを高めに設定してキャプチャー撮影しました。
冒頭のキャプチャー画像に対して501行目を表示したキャプチャー画像を比率に合わせてPhotoshop上で位置調整します。
ここで、Illustratorを起動してジグザグなどで波線を作成します。ここではグリッドにスナップにてペンツールで描画してみました。作成した波線はCCライブラリーに登録しておきます。
なお、先端はアウトライン化やマスクなどで垂直線にすることがポイントです。
Photoshop上のCCライブラリーから波線を配置し、位置調整します。
次ぎに波線を元にレイヤーマスクをそれぞれのレイヤーに対して設定します。なお、CCライブラリーから配置したデータはスマートオブジェクトになりますが、ここでは後述する様に線幅を太くしてカラー変更する関係で通常のレイヤーになって居ます。
波線の線幅を太くするのはとても簡単で・・・
波線のレイヤーの複製を垂直方向にずらすだけです。線幅が決まったら2つの波線レイヤーを結合します。
最後にレイヤーマスクで非表示としたい部分を塗り潰し、波線以外を結合し・・・
波線レイヤーの透明部分をロックして任意の色で塗り潰せば完成です。