水曜日, 4月 27, 2022

Blenderでのカラー設定とOfficeへの配置手順

質問がありましたので・・・
ZBrushCoreで作成したデータをペイントしてWordなどのOfficeソフトに配置する方法ですがZBrushCoreではfbxファイルの書き出しが出来ないので、Blender等を使った方が確実です。

まずZBrushCore出作成したデータをOBJ形式でエクスポートし、Blenderに読み込んでからパーツを分解します。分解の手順は・・・

編集モードに切り替えて[A]キーで全てを選択してから[P]キーを叩いて表示されるパレットから分割方法を選びますが、物理的に分離されているのであれば[構造的に分離したパーツで]を選べば綺麗に分割されます。

分解が完了したら編集モードをオブジェクトモードに戻し、パーツ名をわかりやすく変更します。続けてペイントしたいパーツを選択し、マテリアルプロパティーのアイコンをクリックし、Default設定をマイナスのアイコンをクリックして削除します。

次にプラスのアイコンをクリックし、もし[デフォルト]が表示されていたら(−)で削除してから(+)で新たなマテリアルを作成して・・・

表示されたベースカラーのライトグレーのデフォルトカラーサンプルをクリックして好みの色に設定し・・・

3Dビューシェーディングのアイコンを選択すると指定した色が目視できます。
※3Dビューシェーディングへの変更は最初にした方が良いです。
あとはパーツごとにコレを繰り返すだけです。

ペイントが完成したら、ファイルメニューの[名前を付けて保存]にてBlenderのファイルを保存してから、ファイルメニューの[エクスポート]にて[FBX]形式で書き出します。

あとはOffice(ここではWordで説明)で3Dデータとして読み込んだ色つきの3Dデータを配置できます。ただしBlenderのプレビューで見た色でFBX書き出しにてWordに配置すると色がきつすぎるので・・・

明度を調整して薄めの色にした方が良いでしょう。上の設定でも下のよう状態になりました。












色の問題は難しいですね。
※加筆修正(2023/03/27)

Blender 3.0.0