火曜日, 7月 07, 2020

Illustratorの線と塗りの関係が意外と遊べる

Illustratorの線と塗りの関係が面白く、地味なネタのですが、知っていると少し便利かもしれません。

まず適当な四角形を作成します。線は赤、塗りはオレンジとしています。上の段は左端から[ノーマル設定][内側に太らせる][外側に太らせる]です。また、下の段はそれぞれ上の段と同じデータを[ノーマル設定]は[オブジェクト>分割・拡張]、それ以外は[オブジェクト>アプアランスを分割]しています。

アウトライン表示するとこんな感じです。

構造的には下の段は枠と塗りに分割されます。つまり、アウトライン表示で見えていた中央の線は塗りの枠だったわけです。

そこで下の段の設定を[オブジェクト>分割・拡張]または[オブジェクト>アプアランスを分割]してから、パスファインダーの分割を実行すると全てがバラバラになります。

これを活用すると、例えば四角形を作成し、ダイレクト選択ツールで2つの各を選択して最大限のアール設定をしてから45度回転コピーを繰り返し、最終的にパスファインダーの合体を実行します。

出来上がった図形の線を内側におもいっきり太らせ、塗りも設定してから・・・
[オブジェクト>アプアランスを分割]してから、パスファインダーの分割を実行し、中央のパーツの色を変更する場鼻のようなイメージが出来上がります。

Illustrator CC 2020