木曜日, 8月 23, 2018

ペイント3D
ステッカー処理で完成度を高める

Windows10のペイント3Dのデフォルトデータを頑張って調整してみました。今回は女性のキャラクターです。

まず女性のキャラクターを画面に配置します。デフォルトの色はブルーですが、そのままだとちょっと使い勝手が悪いので変更します。最初にバケツツールで全体を肌色にペイントします。色は近似色をクリックして調整できるのと、RGBで指定も出来るので、それほど難しくはありません。

取り敢えず全体を肌色にペイントしました。ペイント3Dではブラシで塗りつぶすか、全体を一気にカラー変更するしか出来ないので、まずは一番エリアの広い部分をペイントします。ペイントが完了したら顔の部分の画面キャプチャーを取ります。

画面キャプチャーをPhotoshopなどの画像編集ソフトに読み込みます。Windows標準搭載のペイントではレイヤーを管理できないので、レイヤーを管理できるフリーの任意の画像編集ソフトを用意しておくと良いでしょう。ここではIllustratorに配置し、目と口を作図し、背景無しのPNG形式で書き出しました。

ペイント3Dに戻り、キャラクターをペイントしますが、シャツと首筋のように、ブラシサイズを小さくして描かないと浸食してしまう部分は要注意です。

全体をペイントしたら先ほど保存した顔のPNGファイルをステッカーとして読み込んで位置調整して完成です。胴体部分のペイントが多少アバウトでも、この処理で完成度が上がります。

完成データの全体像です。あとは書き出ししてWordやPowerPointに配置するだけです。

白バックなら問題はそれほど無いのですが、背景が残っているとちょっとオマヌケになってしまうので、用途に注意して背景を削除しましょう。

上図は背景を削除して描き出した3mf形式のファイルをWordに配置した状態です。

Word 365 2018