木曜日, 8月 09, 2018

Windows
ペイント3Dと3D Builderの連係プレイ

Windows10に標準で踏査入れている3D Builderの話を以前しましたが、ペイント3D(Paint 3D)というツールもあって、両者の違いを簡単に比較してみました。用意したのはFusion360で作成してOBJ形式に変更したカエルのキャラクターです。

このキャラクターの構造は上図のように全て別パーツとして作成しています。実はこの方が3D Buildeで色々と都合がいいのです。

まずOBJ形式のキャラクターをペイント3Dに読み込んでバケツツールで塗りつぶしを行います。しかし、ペイント3Dではパーツが分離していても全体に対しての塗りつぶしになってしまいます。

そこでパーツ毎に塗りつぶしが出来る3D BuilderでOBJ形式を読み込んでパー毎に塗りつぶしを行い、3mf形式で書き出してからペイント3Dで処理してみることを考えました。上図は3D Builderパーツ毎に仮の塗りつぶしを実行した状態です。

3D Builderでペイントした3mf形式のファイルをペイント3Dに読み込んだ状態です。3D Builderでの設定は生きています。

また、嬉しい事に3D Builderでペイントした3mf形式はペイント3D上ではパーツ毎に塗りつぶしが有効なことを知りました。ただし、3D Builderでテロ分けが行われている事がポイントです。何も設定せずに3mf形式で書きだしたモノはOBJ形式で直接読み込んだ状態と何も変わりません。なお、OBJ形式よりも3mf形式の方がペイント3Dでは読み込みが素早く処理出来ます。

ペイント3Dでは光源の設定を細かく行う事が出来ます。ちょっと便利です。

更にペイント3Dでは任意の画像をシールを貼るように処理出来ます。もちろんユーザーが作成した画像でも問題ありません。これはとっても便利です。透明度を生かしたPNG形式ならグラデーション的な使い方も出来ます。

もちろんWordに配置する事が出来ます。かなり本格的に色々と遊べそうです。この一連の流れは暫く色々と実験してみたいと思います。

Windows 10
Word 365 2018