木曜日, 1月 01, 2004

元日早々年賀状でパニック

巷の騒ぎは無かったことのように静かに2004年になった。私は物心付いてからはじめて年越しライブをTVで見ずにWebLogにはまってしまい気が付い たら徹夜をしていたが、年賀状が届いてはじめて『私の年賀状を投函しなくては』と気が付き、慌てて切手を貼ろうとしてコーヒーをおもいっきりこぼしてし まったのである。徹夜してしまったのだ頭がボーとしていたようだ。300枚近いはがきは運の悪いことに一瞬で台無しとなってしまった。新年早々今年は最悪 な年になりそうな予感を教えてくれたシグナルだったのかもしれない。とにかく送らないのも変な話だし、苦肉の策でメールにすることにした。ところで、よく 考えてみると確かに実物のはがきを投函したほうがいいに決まってはいるが、筆無精の私は小さいコメントすら手書きするのがダメな口なので、毎年ほとんど事 務的な年賀はがきとなってしまう。それだったら多少は近況報告を書き留めたメールでもあまり違いはないのではないかという強引な正当性を説く自己暗示を掛 けてかけてから、せっせとメールを送ったのである。ほとんど定型文なのだが、一括同胞メールでは完全にスパム丸出しなので、『○○さんへ』は手動で入れ、 一通づつアドレスも入力した(処理完了後に一連の処理を自動化するツールの存在を知って虚脱感)。ところが、戻ってくる数が半端ではない。数か月前までは メールのやり取りをしていた方も既に退社されてしまったようだ。そしてそんな方がやたらと多いのは今の世相を物語っているのかも知れない。また、個人で あっても、メールが宛先不明で戻ってくるケースが多いのだが、タイプミスだったらいいのだが、これは流石にあまり気持ちの良い現象ではない。さて、メール での挨拶で一番困ってしまったのは名前が解らない方だ。面識はあるのだが、普段はニックネームのようなものでやり取りしているので、本名の漢字表記が解ら なかったりする。仕方がないので別のソフトのアドレス帳を探さなくてはならず、なんのためのコンピュータ処理なのか解らない世界となってしまった。新春早 々事務的なメールが届いてしまった方、本当に申し訳ない。(column: 1440)