月曜日, 12月 29, 2003
ソフトウェアへの浮気癖
今年の年末年始は例年とは異なり、もしかしたら一歩間違えると悪夢かもしれない。詳しいことはまだ公開出来ないが、7本の新しいソフトウェアを試用しなくてはならない状況に陥っている。流石に頭の中はベトベト状態だ。ソフトウェアは恋人のようなものなので、相性が合えば直ぐにマスター出来るが、性格が合わないとすれ違いの連続である。もちろんそれが頻繁に使うソフトに化ければいいのだが、いくら相性が良くて直ぐにマスター出来ても、滅多に使わないソフトになってしまったりすると悲惨な現実が待ちかまえている。そして私にはそんなソフトがいくつかあるのである。使うときになって細かい部分を忘れてしまっているため、ほぼ毎回新たにマスターし直さなくてはならない。いや、それど難解な構造なのだ。多分このソフトを日本でまともに使っている人はそんなにいないだろう。もっともマスターしたっきりで永遠に使われることのないソフト達よりはましかもいれない。流石にこの2年ほどは衝動買いはなくなったが、シアウェアを入れるとそれでも年に数本は外してしまったりすることがある。いや、悪いソフトというのではなく私とは相性が合わないという意味だ。だから誤解があってはいけないので製品名は伏せることにする。メーカーに対して失礼だからだ。そんな中でコトし本格的にマスターしたソフトの中でお気に入りなのが、所謂ビギナー向けのソフト群である。Expression3JPureや、PhotoshopElementsがその筆頭である。確かにプロ用として機能は豊富とはいえないし、フル仕様のExpressionもPhotoshopも持っているのに馬鹿じゃなかろうかと言う方もいる。でも本当にそうだろうか。機能が制限されることで使用方法を試行錯誤する工夫が大切なのではないだろうか。あるものを工夫して使うという事がデジタル画材となってから軽視されているような気がしてならない。Tipsを追いかけるのもいいが、もっと大切なものが別の所に潜んでいるのではないだろうか。それに気が付くかどうかが何かの分岐点のような気がする。だから、少ない機能だから稚拙なものしか出来ないと言う低次元な話しか出来ない人には、この話は永遠に判らないかもしれない。(column:1436)
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