木曜日, 10月 23, 2025

Photoshopで合成はグラデーションも面白い

質問がありましたので・・・
Photoshopでの合成はグラデーション(固さ0のブラシ処理という意味で)で、メッチャメッチャラフな処理も面白いです。

用意したソース画像3枚

新しい背景を作成後に、正確なマスクを作成して合成するというのが一般的です。


しかし、以下の合成結果のように、輪郭部分が逆に目立ってしまうことがあり、かえって不自然な結果を招いてしまいます。


※新規背景は、元画像の背景色をグラデーションに割り振り、円形グラデーションなどで調整するといい感じになります。


時にマスクはラフな方がいい感じになることがあります。


作り方は、大雑把に[選択範囲]>[被写体を選択]などで選択範囲を取り、ソレを[固さ:0/不透明度:30%程度]のブラシで調整していきます。あくまでも見た目優先で処理していく事が大切です。境界部分をボケ足のブラシ処理をおこなうので、グラデーションというわけです。


で、こんな感じになりました。

画像合成は、ソース画像の状況にもよりますが、単純なグラデーション処理だけでも成り立つ事もあります。

素材01


素材02

レイヤーマスク側はアルファチャンネルと同様で白黒の世界なので、黒で指定した部分のレイヤー画像は非表示となり、白で指定した部分のレイヤー画像は表示されます。よってグラデーションで生成されるグレー部分は、その濃度に応じてレイヤー画像が表示されます。

グラデーションでレイヤーマスクを調整後に該当レイヤーの描画モードを色々変更してみると意外な結果を得ることが出来ます。