金曜日, 9月 18, 2020

HTML_CSS_04 
CSSとの組合せ及びclassとidの違い


前3回まではHTMLのもっとも基本的な表示を整理しましたが、HTMLだけで位置調整などをしたい場合はテーブルを活用する方法もあります。


今回からCSSとの組合せに入ります。

<!-- index.html -->

<!DOCTYPE html>

<html lang="ja">

<head>

<title>森のお菓子屋さん</title>

<meta charset="utf-8">

<link rel="stylesheet" type="text/css" href="rule.css"> <!-- cssファイル指定

                ファイル名の"rule.css"以外はお呪いのようなものと理解 -->

</head>

<body>    <!-- 設定をデフォルトに -->

<div id="main_box">    <!-- main_box宣言

        idの他にclassがある(後述)

        「DIV」とは、特別意味のあるタグではないが、

        囲った部分をブロックレベル要素としてグループ化することができる。 -->

</div>    <!-- main_box宣言終了 -->

</body>

</html>

<!-- index.html -->


■css(Cascading Style Sheets、カスケーディング・スタイル・シート)ファイル(rule.css)の記述はhtmlとかなり異なります。


まず<!---->で鋏まれた部分がコメント文となります。

命令は大括弧"{}"の中記述します。また、オプション設定はコロン":"の後にパラメーター類を記述し、最後はセミコロン";"で終わります。


class属性の設定 要素名とclass名との間に半角の「.」ドット記号を記述します。要素名は省略できます。 ※同じclass名を、1ページに何度でも使える。 id属性の設定 要素名とid名との間に半角の「#」シャープ記号を記述します。要素名は省略できます。 ※同じid名は、1ページに1回しか使えない。 「class」を「会社名」、「id」を「メールアドレス」と置き換えると分かりやすいでしょう。


marginとは要素間の間隔で個別に指定する場合は以下の通り。 margin-top: ○○px; 上の間隔 margin-right: ○○px; 右の間隔 margin-bottom: ○○px; 下の間隔 margin-left: ○○px; 左の間隔 まとめて指定する場合は以下の通りです。 margin: ○○px; 四方向共通 margin: ○○px ○○px; 上下 左右 margin: ○○px ○○px ○○px; 上 左右 下 margin: ○○px ○○px ○○px ○○px; 上 右 下 左


/* rule.css */

@charset "UTF-8";

   

body {

background: #edfd8e;    /* 背景色#edfd8e */

}


div#main_box {    /* main_boxをdiv id宣言 */

height: 600px;      /* 高さは600pixel */

width: 800px;   /* 幅は800pixel */

background: #ff69b4;    /* 背景色#ff69b4 */

margin: 0px auto;    /* 上下間隔は0で左右間隔は自動 */

}

/* rule.css */


なお、cssファイルは以下の様に記述しても問題はありませんが、可読性が悪いのでお薦めしません。


/* rule.css */

@charset "UTF-8";

body { background: #edfd8e; }

div#main_box { height: 600px; width: 800px; background: #ff69b4; margin: 0px auto; }

/* rule.css */



ここまでの設定でindex.htmlをブラウザで開いた状態です。なお、margin設定で上下間隔は0に指定していますが、それだけでは完全に0とはなりませんが、調整方法は次回説明します。このmain_boxの中に3つのパーツ(header, sie_menu, content)を入れていきます。

<!-- index.html -->

<html lang="ja">

<head>

<title>森のお菓子屋さん</title>

<meta charset="utf-8"/>

<link rel="stylesheet" type="text/css" href="rule.css">

</head>

<body>

<div id="main_box">

<div id="header">    <!-- header宣言 -->

</div>    <!-- header宣言終了 -->

<div id="side_menu">    <!-- side_menu宣言 -->

</div>    <!-- side_menu宣言終了 -->

<div id="content">    <!-- content宣言 -->

</div>    <!-- content宣言終了 -->

</div>

</body>

</html>

<!-- index.html -->



/* rule.css */

@charset "UTF-8";

   

body {

background: #edfd8e;

}


div#main_box {

height: 600px;

width: 800px;

background: #ff69b4;

margin: 0px auto;

}


div#header {    /* headerをdiv id宣言 */

height: 80px;

width: 100%;    /* 幅800pixelの100%をサイズとして指定

または、width: 800px */

background: #f8844e;

}


div#side_menu {    /* side_menuをdiv id宣言 */

float: left;

/*floatとはフロート(浮動化)を指定するプロパティ。 none(初期値) フロートは行わない。 left ボックスを左側に寄せ、右側に後続の内容を回り込ませる。 right ボックスを右側に寄せ、左側に後続の内容を回り込ませる。*/

height: 520px;

width: 25%;   /* 幅800pixelの25%をサイズとして指定 */

background: #63dada;

}


div#content {    /* contentをdiv id宣言 */

float: right;

height: 520px;

width: 75%;    /* 幅800pixelの75%をサイズとして指定 */

background: #4ff1ae;

}

/* rule.css */



ここまでの設定でindex.htmlをブラウザで開いた状態です。

marginについては以下を参照して下さい。


合わせて以下も参考にして下さい。