木曜日, 4月 23, 2020

modoの基本12 
地面整列処理をマスターしよう

modoでオブジェクトを整列させたいときは[地面整列]機能を使います。ちなみにバージョン毎?に細かくインターフェースやメニューの位置が変更になっているので時々イラッとしますね。

まずサンプルトして適当な位置に立方体と角度を持たせた板状の長方体を作成しました。なお、2つのオブジェクトは別々のMeshにいることを確認して下さい。同一のMesh内では正しく処理出来ません。

まず最初に行うのは[地面整列]の為の地面設定です。これは何処を基準面にするかという意味です。ここでは立方体の天面を設定するために天面を[3]キーで面選択モードに切り替えてから選択します。

続けてAltキーを押すと[作業平面]が[オプション]に変更され、クリックすると上図のように一覧が表示されるので[作業平面を選択に合わせる]をクリックします。(この図も変更しました)

次に位置を変更したいオブジェクトの基準面を選択します。ここでは板の下の面とし[3]キーで面選択モードに切り替えてから選択します。

ここでモデルツールパレットの[変形]を選択し、下の方にある[地面整列]を選択してからモードにて[地面へドロップ]を選択します。

画面の任意の部分をクリックすると選択面が基準面と平行になります。

続けて立方体の緑色の面を[作業平面を選択に合わせる]に設定し、長方体の青い面を選択し[地面整列]のモードを[地面へ回転]として画面の任意の部分をクリックすると選択面の角度が基準面に合います。

続けて[地面整列]のモードを[地面へドロップ]とすれば面が同じ位置になります。

同様にして立方体の赤い部分と長方体の黄色の面で調整する事で上図のように位置を合わせることも出来ます。なお、基準面と移動面はそれぞれ線あるいは点にも設定出来ますので、最初は少し混乱しますがマスターするとモデリングがとても便利になります。

modo 14.1
2020/06/20 に追加修正(赤字部分)