木曜日, 3月 12, 2020

modoの基本01 
点・線・面とベベル(1)

唐突に暫くの間・・・不定期ですがmodoの基本操作を整理する事にしました。連載?にあたってはWindows環境で行いますので、macOSの場合はショートカットキーに留意して下さい。また、過去にアップした内容と重複する部分が出てくるかも知れません。

まず始めに簡単なモデリングです。基本シェイプはどの3Dソフトでも似たり寄ったりで差異はありません。例えば立方体。modoの場合controlキーを併用することで立方体になります。併用しないと平面を作図してから押し出す、あるいは数値処理という手順になります。

なお、作図直後スペースキーを押して確定する前段階であればいくらでも状況(サイズヤ分割数など)を変更することが出来ます。

モデリングの初期段階では分割数は出来るだけ粗い方が良いでしょう。

スペースキーで形状を確定したら、編集メニュー[センタリング>全て]などでオブジェクトを空間のセンターにリセットします。これをしないとモデリング中にシンメトリー処理が出来なくなってしまいます。なお、Altキーを併用して対称ボタンをクリックするとオプションメニューが表示されてシンメトリーの方向を指定することが出来ます。

modoではデフォルトで、オブジェクトの点(分割線が交差した部分)、線(分割線)、面(分割面で区切られた面)のそれぞれをショートカットキーで選択します。

点 →(テンキーではない1のキー)
線 →(テンキーではない2のキー)
面 →(テンキーではない3のキー)

なお、テンキーの場合は以下の処理になります。
0 →4面表示
1 →上面表示
2 →正面表示
3 →右面表示
4 →シェード表示
5 →テクスチャー表示
6 →反射表示
7 →ワイヤーフレーム表示
8 →ソリッド表示
9 →頂点表示

X軸に対してのシンメトリー設定で任意のポリゴン(面)を選択し、Wキーで引っ張るとこんな感じになります。

W →移動
E →回転
R →拡大・縮小

ところが、選択直後にBのキーでベベルを追加してから引っ張ると上の様な状態になります。このベベル処理は色々なシーンでとても重宝するので必須処理かも知れません。

作業中に選択しているオブジェクトに対してTabキーを押すとサブディビジョン設定で丸め込み表示になります。オブジェクト毎にオン・オフが可能です。なお、特に選択しないでTavキーを押すと画面上の全てのオブジェクトに対して処理が実行されます。

あとは、必要に応じて線を選択して調整します。任意の線をダブルクリックすれば一周が選択されます。

もちめん、単純な選択なら選択した部分のみで処理が可能です。

なお、作業中にメッシュ編集の[再分割>SDS再分割][D]のキーでポリゴン密度が倍にリセットされます。

modo 13.2