火曜日, 5月 13, 2008
映画マジカル・ミステリー・ツアー
世紀の駄作か傑作か、意見の分かれる作品かも知れませんが、1967年の作品であり、しかも映画については素人であったビートルズが作成したという点で見ると恐ろしく芸術性の高い作品ではないかと感じていますが、若い方達にとっては退屈きわまりない作品化も知れませんね。しかし、個人的には、この映画の中だけでしか見ることの出来ないと言われている"I Am the Walrus"の演奏シーンと、ラストの"Your Mother Should Know"(この曲大好きなんです)だけで大満足というわけです。なお、60分あまりの作品のために10時間以上のフィルムがあるそうで、その没になっている部分を見てみたいものです。ところで数年前、ショージハリスンが死去する前に遺恨(ポールが映画の中でジョージを罵倒しているシーンに関して等)が無くなり、かつ噴出していたマスターテープが戻ったということで、"Let it Be"のDVD化の話しが現実化し、ファンとしては待ち望んでいたのですが、結局いまだにリリースされていません。幻の"Let it Be"になってしまうのでしょうか。