日曜日, 8月 12, 2007

CleanArchiverとデータ便


仕事の流れで大きなデータをやり取りする事は珍しく無くなってきましたが、問題はセキュリティーです。従来、Macintoshユーザー間の場合はStuffItでパスワード処理したものをftpにアップしていましたが、メーカー側のアクセスでは安易に任意のftpに入れないように設定されているため、最近はこの手が使えません。なにより相手が確実にMacintoshユーザーとは限りません。Macintosh間同士でも最近は、あまりにも色々とバージョンが混在してしまったStuffItに問題が色々と出ているようで、読めないというトラブルが最近増えてきました。私のStuffIt Deluxeがバージョン9で止まっているのもいけないのですが・・・。ということで、最近はCleanArchiverというフリーウェアでzipファイルを作成し、データ便などでファイルのやり取りをすることで落ち着いています。もちろん究極はメーカーの用意してくれる専用のサーバーですが、これが常に用意されるわけではないので、このCleanArchiverと100MBまで無料で送付出来るデータ便の組み合わせはお勧めです。なお、CleanArchiverの圧縮形式はgzip, bzip2, zipなどの標準的な形式をサポートしています。また、圧縮済みDisk Imageの作成にも対応しています。さらにAllume Systems社のDropStuffがインストールされていれば、AppleScript経由でCleanArchiverが直接呼び出し、StuffItおよびStuffIt X形式のアーカイブを作成することもできます。さらにオプション設定によりMac OS Xのシステム管理ファイルである.DS_Storeやカスタムアイコンファイル(Icon\r)をアーカイブに含めないことも可能で互換性は高いです。実際このCleanArchiverを使ってから問題は皆無です。MacOSX上で作成出来るzipも基本はMacintosh同士ですからね。

2020/05/14 追加情報
CleanArchiverで文字化けしないzip作成