火曜日, 1月 25, 2011

TCDW3175


仲里依紗が主演した2010年「時をかける少女」を見ました。当初は芳山和子の役は安田成美ではなくて原田知世にやって欲しかったと思っていましたが、見終わってみれば作品的にこれで正解だと納得。ストーリ的には突っ込みどころもありますし、設定、脚本が甘いのは誰の目にも明らかです。でも、芳山あかり役の仲里依紗と溝呂木涼太役の中尾明慶の自然体で素直な演技がとても気持ちが良かったです。ストーリは予測できるラストでしたが、不覚にも涙腺は爆発してしまいました。切な過ぎます。とにかく2度見ることをお薦めします。この世界観が好きなのは70年代が私にとって特別だからかもしれません。時々思い出すそんな70年代の風景が画面の中にさりげなく広がっているのが懐かしくもあり不思議でした。だからリアリティのない会話や行動、チープすぎるCG表現には目をつぶることにしました。ちなみに冒頭近くで芳山親子がボートに乗っているシーンは散歩コースの洗足池公園でちょっとびっくり。可能なら若かりし頃の父に会ってみたいものです。