金曜日, 7月 16, 2010

TCDW2986


海角七号/君想う、国境の南」という台湾映画をDVD鑑賞しました。60年前の復員船の中で書かれた7通の手紙と現代が交差する物語。でも決して反日映画ではないのです。むしろその逆。こんな親日的(もともと台湾は親日の国)な映画が台湾で作られ、それが台湾映画史上No.1の観客動員数となった事を知って驚きました。恋愛ドラマと言うより明るい喜劇で、台湾人の明るさや善良さ、優しさなどが伝わってくるこの作品を、某国では「媚日映画」「皇民化の影」と言った理由で上映禁止になったそうですが、民意の低さに開いた口が塞がりません。とにかくそんな反日の国が500年掛けても作れない名作です。ラスト5分・・・しかしエンドロールが3分なので、実質ラスト2分の静かに語れるシーンと、そこに流れる「野ばら」の曲で一気に号泣してしまいました。もしDVDなどで鑑賞する機会があれば、2回鑑賞して下さい。文化の違いで少々ギコチナク感じる前半部分も2回目の鑑賞では払拭できます。