日曜日, 10月 21, 2018

ZBrush Core
覚えておくと便利なカラーリング手法(125)

ZBrushCore(ZBrushも同様)で、テクスチヤーをデカール処理したい場合はαチャンネル付きのデータを作成してもダメで、アルファチャンネル用のモノクロデータを別途用意する必要があります。

取り敢えず適当なデータを用意しました。

全体をモノカラーで塗りたい場合は普通のブラシ処理でも大丈夫ですが、いきなりカラーパレットで色を選択してしまうと一気に変わってしまうので要注意です。必ずメインカラーのチップをクリックして指定しましょう。一度設定すればカラーパレットで再設定しても一気に色が変わることは内容ですが、通常のパレットではRGBの数値で指定できないので正確な処理をするときにはいつも躊躇してしまいます。

取り敢えずマスク処理したパターンでグリグリとペイントしてみました。

ここで、一部分をベースカラーだけで塗りつぶしたい場合は正確な色の選択が微妙です。デリケートに色が重なっているからです。ですからCのキーでチョイスしても近似値でしかないからです。そんなときのためにベースカラーの色ベタ画像を用意しておきます。それをマスク無しでボケ足を強したブラシで描画すれば通常のブラシのような描き込みが可能になります。

上図はブラシの処理により異なる設定を整理したものです。左端はカラーパレットに依存する場合の設定。真ん中はパターンとマスクを利用した場合、そして右端はパターンを色ベタとして利用する場合です。

ZBrush Core 2018
ZBrush 2018

※メインマシンのMacProでは何故かパターンあるいはマスクとして画像が読み込めないことが多いのですが、MacBookProでは普通に読み込めて困惑中。なお、ZBrushCoreではどのマシンでも問題は皆無でした。