邦題「インサイド・ヘッド」。邦題は頂けないですね。原題は"Inside Out"。作品の内容を物語っていて好感が持てます。作品は、主人公の頭の中に存在する5つの感情たち…ヨロコビ(JOY)、イカリ(ANGER)、ムカムカ(DISGUST)、ビビリ(FEAR)、そしてカナシミ(SADNESS)・・・。完全に3Dアニメーションを見るというだけの目的で鑑賞したのですが、それは大きな間違いでした。これは大変優れた作品です。古い思い出は消えてもいいんだ、それが自然なことなんだよ〜と語りかけるシーンは、正しいのは理解出来ても、あまりにも切ないです。小さなお子さんの居る方にとってはかなりの直球かもしれません。もちろん親御さんにとってです。ちなみに脳内世界に居る不思議キャラクーであるビンボン(Bing Bong)のラストシーンは忘れられなく切ないです。