学生の頃にはまったジューシーフルーツの"恋のベンチシート" が聴きたくて思わずAmazonしてしまいました。紅一点でボーカル&リードギターのイリヤ（奥野敦子）は、デビュー曲の"ジェニーはご機嫌ななめ"をファルセットによるウィスパー・ボイスで歌い切るテクノポップという斬新さで突然TV画面に現れました。その衝撃に私は一発で飛びついてしまったのです。あとは・・・デビューアルバムの"Drink!"から"JUICY a la MODE"、"パジャマ･デート"と3枚立て続けに購入（LPです）していました。なにせ3枚とも全てがベスト版みたいな内容だったからです。ちなみに"恋のベンチシート" には"ベンチシート･その後"、"渚のベンチシート"という続編もあり、とてもユニークなシリーズとなっています。とにかく一歩間違えるとコミックソングなのですが、歌詞とリズムがとても30年前とは思えないセンス（セクシー？）。また、ザ・ピーナツの"ふりむかないで"をカバーしているのですが、今聞いても完全にオリジナルを越えており30年の経過を感じません。更に"恋するシャンソン人形"の替え歌となっている"恋するシェルター人形"は圧巻です。ちなみに現在ベスト版以外のCDはオンデマンド版でしか手に入りません。聴きたかった曲（"ミニスカート気分"、"やっぱりアロハ"、"雨あがり秘密ふたつの並木路"、"レモン好きな少女"など）が全て入っているわけではないのでLPから起こすしかなさそうです。でも”夢見るシェルター人形”や”あやふやアバンチュール”に再会できたのは大収穫でした。
YouTube ジェニーはご機嫌ななめ
YouTube なみだ涙のカフェテラス
YouTube 恋のベンチシート
YouTube 夢見るシェルター人形
※いつまで見る事が出来るかは別として・・・
Nikon D50 + AF MICRO NIKKOR 60mm F2.8
