火曜日, 6月 06, 2006

計算高くラフなイメージを演出



手書き風のブラシイメージを演出したい場合、1本のストロークに任意のブラシを指定するよりも、いくつかのストロークで形成したイメージに対してカラーリングと描画モードを調整したストロークを指定した方が、いい雰囲気のナチュラルストロークを演出することが出来ます。

手順は簡単で、下の【図】のように、鉛筆ツールで殴り書きした手書き文字に対して任意のデフォルトブラシを指定します。ここでは【パステル落書き】を指定しました。なお、ここで黒でブラシを指定するのではなく、グレーで、しかも描画モードを乗算とすると右端のようにいい感じのイメージとなります。



同じような発想で作成したものが冒頭のイメージです。種明かしをするとベタ塗のレイヤーをぼかし効果処理し、その上に下の【図】のようなスケッチを鉛筆ツールで描いてから【パステル落書き】を指定しただけです。ベースはIllustratorですので、色々と計算高くラフなイメージを演出できるはずです。