火曜日, 8月 20, 2019

ZBrushCoreでのレンダリング実験

ZBrushCoreでのレンダリングは正直あまり好きではないのですが、そうは言ってもZBrushCore環境しか無い場合も想定して簡単な実験をしてみました。

まず地面に相当する平面を作成しキャラクターの影が出る様にしました。上はデフォルト環境の状態です。ここで問題なのはマテリアルの質感ですね。デフォルトだとグレー(MatCap Gray)なので、白の(Skin Shade 4)に変更しました。

マテリアルを変更し、ライトメニューにて光源の位置を変更して上のような影を創り出しました。ここでもっとも面倒な影を柔らかくする方法を実験しました。重要な部分はレンターメニューの[レイ]と[角度]です。ちなみにデフォルトの環境は以下の通りです。

[レイ:12]
[角度:0]

[レイ:12]
[角度:20]

[レイ:12]
[角度:50]

[レイ:500]
[角度:50]

[レイ:1000]
[角度:30]

ということで今回の実験から、[レイ:500〜1000]、[角度:30〜50]あたりが無難かな?と言う印象を受けました。レイの値を大きくするとレンダリング時間が掛かりますが、他の環境を使わずにZBrushCoreだけで完結する場合に覚えておくとよいかもしれません。

ZBrush Core 2018