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IllustratorのデータをダイレクトにExpresison Designへもっていくことは最新のIllustrator CS3で問題ありません。カット&ペーストでもインポートでも大丈夫です。ただし、シンボル登録したものは予めIllustrator側で分割・拡張にて通常の編集可能な状態にしておく必要が有ります。そうでないと、下のようにオープンパスのオブジェクトが強制的にクローズパスとなってしまいます。
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次に注意しなくては成らないのは、Illustratorのファイルのサイズに相当する矩形がクリッピングマスクとして生成されて読み込まれる点です。慌てずに全体を選択してからクリッピングパスを解除し、外側の無駄な矩形を削除すれば、問題はありません。
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なお、Expression DesignのデータをIllustratorに読み込ませたい場合、Expression DesignのエクスポートにてPDF書き出しを実行し、Illustratorで読み込むだけです。ただし、Expression Designの放射状のグラデーションのみIllustratorで開くとIllustratorが理解できないデータ形式となり、表示に問題は有りませんが、編集することはできません。またExpresssion Design上で設定した線に対するグラデーションは図形に強制変更されるものの、表示に問題は有りません。後は通常のIllustratorデータとして編集することは可能です。