日曜日, 1月 05, 2020

Illustratorでのパス操作の考え方(その1)

Illustratorでのパス操作が苦手という質問を受けましたのでパス操作の基本を整理してみました。難しく考えなくても大丈夫です。

まずトレースしたい画像を配置してロックします。

次にアールのある中心部分をザックリと判断して、垂直水平のラインを頭の中に描きます。

重要なのは何処にポイントを追加するかです。作成する位置をイメージします。

また、ポイントを作成しハンドルを引っ張ってバスを作成する場合は方向を意識します。同じ方向に引っ張ることでねじれは発生しません。

最初にポイントを追加してハンドルを引っ張るときは控え目に引っ張ります。後から修正できるので最初からトレースする形状に合わせようとしないことが重要です。

ザックリと処理したら、上図の黄色い部分のようにアールが緩すぎる部分があればそこにもポイントを追加します。

あとは下絵の形状に合わせてハンドルの微修正をするだけです。慣れてくると概ね一発でハンドルの長さを決めることが出来ます。

Illustrator CC 2020