ZBrush core 2018でも可能になったギズモツールのトランスフォームにて、均一で粗いポリゴンの立方体から石を作成してみます。
まず適当な球体で作業をスタートさせ[W]キーにてキズモツールを起動させます。
キズモツールで一番右端のトランスフォーム(赤い丸で括ったアイコン)をクリックしてから一番左端の歯車(黄色い丸で括ったアイコン)をクリックします。
表示されるトランスフォームタイプから[PoryCube]を選択します。
上図は[PoryCube]に切り替わった状態です。ポリゴンの状態を識別しやすいようにポリフレーム表示に切り替えています。
あとは[Move Toporogical]ツールなどを大きなブラシ設定で適当に凸凹を演出します。かなり大袈裟で構いません。
適当に処理した分解で、ダイナメッシュやディバイドなどでポリゴンの状態を変更し、Shiftキーを押しながら少しずつ凸凹を馴染ませていきます。
ZBrush 2018だとZリメッシュが使えますが、ここではZBrushCore 2018でも可能な処理で解説しています。上図はZBrush 2018の画面ですが、ZBrushCore 2018にも搭載されています。
少しずつ焦らずに処理を繰り返していきます。
コツとしてはブラシサイズを随時変更することです。こうしてある程度イメージ通りになったら、ダイナメッシュにて少し粗めにポリゴンを設定し、ひとまず完成です。
最後にノイズで任意のノイズを設定します。
設定したノイズはサーフェイスの編集にて調整するだけで良い感じのイメージにし上がります。
上図は完成イメージです。
ZBrush 2018
ZBrush Core 2018