
Illustratorのアピアランスにてパターンを重ねると、水玉模様にグラデーションやパターンを擬似的に入れることが出来ます。
まず、パターン作成の基本形について理解を深めてみましょう。下の【図】の左側がもっとも一般的な水玉模様のベースパターンですが、実は右端のように作成しても結果は同じになります。基本的にベースとなるパターンは出来るだけ小さく作成した方が好ましいので、パターンの構成がどの程度小さくできるのかといった訓練は、簡単なパターンで練習をしておくとよいでしょう。

パータンの形が決定したら、下の【図】のようにパターン図形を複合パス処理にて抜きの状態とし、背景色で塗りつぶしてからパターン登録します。あとは任意のぱたーんやグラデーションなどで塗りつぶしたオブジャクトに対してアピアランス上で新たな塗りを設定し、そこに作成したパターンを指定すれば、あたかも背景からパターンやグラデーションの水玉模様が浮いているようなデザインになります。
