金曜日, 5月 09, 2025

Blender Study Notes 57 
デシメートの分割の復元回数は奇数偶数が重要

デシメートで高密度のメッシュを低密度にする際、分割の復元回数が奇数と偶数で劇的にメッシュ状態が変わります。チョット面白いです。

Blender

この連載は以下を参照してください。

前回作成したデータ(※)で解説します。

※最終的に[サブディビジョンサーフェース]を確定した状態です。

なお、デシメート設定はオブジェクトモードでないと出来ないので、メッシュの状態を確認するためにビューポートシェーディングを[ワイヤーフレーム]に切り替えます。

切り替えた直後の状態です。

スパナアイコンの[モディファイアー]>[モディファイアーを追加]>[生成]>[デシメート]を開き・・・

[分割の復元]を選択し・・・

回数を[1]に設定するとメッシュ構造が激変します。

回数を[2]に設定するとメッシュ構造が戻ります。

回数[2]で[デシメート]を確定し、ビューポートシェーディングを[マテリアルプルビュー]に切り替え、編集モードにした状態です。

回数を[3]に設定するとメッシュ構造が激変します。

回数[3]で[デシメート]を確定し、ビューポートシェーディングを[マテリアルプルビュー]に切り替え、編集モードにした状態です。

このように分割の復元で回数が偶数の時は元のメッシュ状態を引き継ぎますが、奇数だと菱形の組み合わせになります。