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随分前からポツポツと遊び狂っているLiveTypeは、単独販売されていないのが激しく残念なソフトだと感じています。さて、それほど気に入ってしまっ たLiveTypeを私が初めて知ったのは、同じくMotionで遊んでいたときにサブセット版が組み込まれていることを知った時でした。その後に Final Cut Pro、またはFinal Cut Expressにバンドルされていることを知りましたが、両者がまったく同じモノであるかについてはよく分かっていません。多分同じだという推測の域を脱 しませんが、Motionのモノは明らかにサブセット版です。それでも色々と遊べるのは確かです。そこで、今後は不定期にLiveTypeや Motion、Final Cut等の話もしてみたいと思います。
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ということで第一弾はFinal Cut Pro 5.0にバンドルされていたLiveTypeです。順番が逆になってしまいましたが、Final Cut Pro 5.0についてはまた後日ゆっくりとレポートします。ということでまず基本的に文字列を動かしてしまうための色々な設定がデフォルトで用意されているわけ ですが、テキスト処理に欠かせないアウトライン機能(輪郭を太らせる、違う色で括り文字とするといった場合)が一昔前のIllustratorのような仕 様となっています。具体的にはIllustratorでいうところのアピアランス機能などでアウトライン情報を塗り(LiveTypeではグロー)の下に 配置という概念あるいは機能がありません。そのため、以下(後述するTipsを利用した例)のように大きくエフェクトした場合も小さくエフェクトした場合 にもアウトラインを綺麗に表示させることが出来ません。
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つまり、デフォルト環境にてアウトラインを設定すると以下のように大きくエフェクトするとアウトラインは薄くなってしまいます。また、以下のように小さく 表示されている場合も制止画で比較すると更にその違いが判別できます。以下は動きが安定している同じシーンのキャプチャー画面です。上がTips処理した もの、下がデフォルト設定です。デフォルト設定の場合はアウトラインが文字の輪郭を中心に生成されているために、文字の形が崩れてしまっています。
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さて、ここからはTips?ですが、無い機能は静止画の逃げ技をそのままストレートに利用してしまいましょう。まず以下のようにアウトライン設定を行って いない文字列でエフェクト処理を完結させ、その複製をエフェクトを含めた状態で下にコピーし、コピー側にアウトラインを設定します。こうすることで処理前 の文字列と、アウトライン処理を行った文字列が個別に同一の動作にてエフェクトを行うので、ベースとなる文字が変形することもなく、またサイズによるアウ トラインの見え方の違いも回避することが出来ます。たまたま偶然が重なったという側面も否定できませんが、映像関係で迷いがでたら、 Illustratorなどでシュミレーションを行ってみると、意外と解決の糸口を発見できるかもしれません。
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