木曜日, 2月 07, 2008
巻き寿司詐欺とお人良しの日本人/TCDW2464
近所の会社に昼頃、27箱の巻き寿司を持って突然すし屋のオヤジが現れ、「となりの会社から30個の注文を息子が受けたが、3個の間違いで27個余ってしまったので、500円で引き取ってくれると嬉しい」という話。そこで25人が500円で購入、残りを奥の部屋の社員に聞こうとしたら足早にオヤジは引き上げてしまった。あまりに素早く帰ってしまったので不審に思い、冷静に考えて見ると、そのオヤジの店である松寿司は近隣にはまったく存在せず、包み紙にも住所などは印刷されておらずシールもなかったとのこと。つまり、新手の詐欺というわけです。この手口を専門としている寿司屋なんでしょうね。お人良しの日本だからこそ成り立つ商売とも言えますね。もっとも私はこのお人良しの日本人体質は大切な文化であり、後世に正しく継承すべきであると思っています。日本人が自分のメリットだけしか追い求めない、あるいはそれでしか行動しない人だけには成ってはいけないと。ちなみに写真はロイアリティーフリー素材で太巻きの写真をイメージイラストに変更したものです。