![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjIpbjAMs15yG75Gr8WRyqKukibDXKYL7aI1uD49sY4ZqPmRegy1Sjf0X0jZbi9K89OXcbkNxNcXhDpPGR_BGRtSHFUswTrgt21MKMtaNSpXtskpiX1EKVjofuE8cKa3D4HHYwxQORc5Ts/s320/pxih_01.jpg)
PainterにはPhotoshopでは出来ない写真のランダム噴射ブラシのような、イメージホースという強力なブラシ機能があります。しかし、マニュアルを読んでもユーザー固有のデータ作成方法がよく解らず、随分挫折された方が多いのではないでしょうか。私も理解するのにダラダラと数年かかってしまいました。ということで今回はその手順を整理して見ましたので遊んで見てください。ただし、現時点ではIntelMacの場合に限り正しく生成できない場合が有るようです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEidWGsepXqFLP5x_u5vmBF4QSad0Z8pPTfR4ZzKYDlBiqRNB0_0Sbhi6ALM1fF1zw4NP0IdUy7UtNiKTy0Sj_wTT6VuOl6SDYHlIXzippz-cYVSOH_BzZoYvaqRSt9AUCd3txcwsiXng70/s320/pxih_02.jpg)
まずデータはグリッドあるいはガイドラインなどで均等割した中にベースのノズルとして配置したいオブジェクトを配置します。ここでは葉の写真を使って見ました。また作成は無意識に起動してしまったPhotoshopで行っていますが、もちろんPainterでも問題は有りません。なお、最下レイヤーを黒ベタで塗り込んでおくと登録時のサムネールが奇麗です。
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データは葉の枚数分レイヤーを分けます。次に葉が重なったときの演出としてドロップシャドウをあらかじめ追加します。必要がないノズルの場合は当然省略して構いません。まず、【効果>オブジェクト>ドロップシャドウ】にてシャドウを葉のレイヤーに追加します。この時オプションで「1つのレイヤーにまとめる」のチェックをすることを忘れないでください。こうしないと後でグループ化したときにPainterがデータ構造を正しく理解しなくなってしまいます。そして、この処理は全ての葉のレイヤーに対して行います。ショートカットキーの【Command/(WindowsはControl/)】で乗り切りましょう。
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処理が完了したら最下部のキャンバスレイヤーを除いた全てのレイヤーを選択し、【レイヤー>グループ】にてグループ化させます。続けてツールメニュー下部にある【ノズルセレクタ】をクリックし、右上にあるオプション用の三角マークをクリックし、【グループから作成】を実行すると自動的に下図のような新しいファイルが生成されますので、そのままrif形式で保存し、必ず保存後に一旦クローズさせます。最後に【ノズルセレクタ】オプションの【ノズルの読み込み】にて保存したrifファイルを読み込み、続けて【ノズルセレクタ】オプションの【ライブラリーに追加】にて登録すれば完了です。登録したノズルを選択後にイメージホースにて殴り書きして見ましょう。イメージホースのブラシや、【ウインドウ>ブラシコントロール>イメージホース】の設定を色々と変えて見ると面白さも倍増です。