木曜日, 7月 04, 2024

Shotcutでムービー遊び(23)
マスク処理はパス操作がキモ

質問がありましたので・・・
通常の動画で部分的にマスクを取りたい場合は今回と同様の処理でマスクを作成してからMotion Trackerをすればなんとかなりますが、輪郭が複雑だと現実的では無いです。


Shotcutの基本操作などは以下を参照してください。

Shotcutサイト

今回は写真の下に文字が流れる展開を作成して見ます。用意した写真を配置し、10秒細に引き延ばします。続けて新規トラックを作成してから・・・

[その他を開く]>[テキスト]にて任意のテキストをタイプします。続けてプレイリストにテキストをドラッグして入れます。

次ぎにプレイリストから新規トラックにテキストをドラッグし・・・

表示長さを写真と同じの変更します。

次ぎに[フィルタ]>[サイズ・位置・回転]にて画面左下から右上に流れる動きを設定します。



この段階のイメージ。文字がキャラクターの上を流れてしまいます。

続けて新規トラックを作成し、写真のトラックのコピーを配置し、[フィルタ]>[Mask Draw (Glaxnimate)]を選び[New]をクリックするとGlaxnimateというアプリが起動するので・・・

Fillのチェックを外し、ツールの上から3つ目のアイコンをクリックして、マスクしたいオブジェの輪郭をトレースします。Illustratorのようにハンドルを引き延ばすことも出来ますが、パス操作に慣れていない場合はクリックだけで処理してから・・・

ツールの上から2つ目のアイコンをクリックしてから微調整した方が現実的です。

最後に[fill(塗り潰し)]を表示し、必要であればカラーリングを変更して[File]>[Save]にて保存します。

Shotcutに戻り、調整したトラックとテキストトラックだけを表示すれば処理結果を確認できます。

全てのトラックを表示すれば完成です。


チョット雑に処理しましたが、完成イメージです。