火曜日, 6月 30, 2020

Excel_10 
COUNTIF関数で集計魔になろう

今回は、データを条件合致したデータを数えるCOUNTIF(カウントイフ)関数の処理です。集計が楽しくなるかも。

前回までに利用していたデータを少し調整しています。今回新たに右端に設定したのは元データ A2:L14 の中にある合計点と成績データから、成績別人数と合計点別人数を数えてみます。

「成績別人数集計」は3種類でAの処理結果をフィルできるので O2 を選択し、数式タグの[その他の関数>統計>COUNTIF]を選択します。

表示されたパレットはとてもシンプルです。

範囲 → 数えたいデータのある列。ここでは成績のカウントなのでL列になります。
検索条件 → N2を指定します。

範囲 → L3:L14 (最終結果をBとCの場合についてフィル処理しますので絶対参照)
検索条件 → N2をクリック。処理的にはL列にあるAをクリックしてもようのですが、L列はデータが修正される可能性があるので別途用意した表にあるAを指定しています。

相対参照と絶対参照の違いと設定方法を理解しましょう

比較演算子の違いをマスターしないとExcelは厳しいです。

=COUNTIF(L$3:L$14,O2)
O2の数が計算できたら、あとはフィルして完了です。
続けて個別していの合計点別人数をカウントします。

次に「合計点別人数集計」で O8を選択し 、範囲に I3:I14 を指定します。なお、ここでは処理結果をフィルできない(検索条件が固有のため)ので絶対参照の必要はありません。問題は検索条件です。
500点以上なので >=500とタイピングします。特に何もしなくても自動的に""(ダブルクォート)で囲まれますが、Tabキーで強制入力するとも出来ます。
=COUNTIF(L3:L14,"<=500")

続けてO9を選択し 、範囲に I3:I14 を指定します。なお、ここでは処理結果をフィルできない(検索条件が固有のため)ので絶対参照の必要はありません。問題は検索条件です。
420点超過(420点よりも大きい)なので >420とタイピングします。自分自身を含みませんのでイコールは入りません。特に何もしなくても自動的に""(ダブルクォート)で囲まれますが、Tabキーで強制入力するとも出来ます。
=COUNTIF(L3:L14,"<420")

最後にO10を選択し 、範囲に I3:I14 を指定します。なお、ここでは処理結果をフィルできない(検索条件が固有のため)ので絶対参照の必要はありません。問題は検索条件です。
390点未満(390点よりも小さい)なので <390 ab="" p="">=COUNTIF(L3:L14,">390")

これで完成です。比較演算子の記述間違いがなければExcelの関数はそれほど難しくありません。

Office 365 2020

TCDW6623 
長くやっているのでガタがき

かなり古いスポット的な仕事をしっかり覚えて居るのに、定期的に続けている仕事だったのに忘れていたりして謎が多いです。まっ、長くやっているのでガタがきたのかもしれませんけれど・・・。

月曜日, 6月 29, 2020

modoの基本17 
カプセル形状とラウンドエッジ形状の関係

アイスクリームの棒のような形状ならIllustratorで作成して読み込まなくてもカプセルデータで作成出来てしまいます。そのためにはカプセルデータの作り方を理解する必要があります。

modoでカプセル形状を作図したい時、設定値が解らないので他のシェイプ形状と同様に、適当にcontrolキーを押してガロンをドラッグして描くと、どうしても最初はこんな感じに成ってしまいます。そんなわけで初めは少し焦ってしまいますが、パラメーターの設定さえ押さえておけば綺麗なカプセル形状を得ることが出来ます。

要は上図の赤枠の部分の数値を同じにするだけです。これで綺麗なカプセル形状が得られます。

こんな感じデスね。ここまで出来たら、ラウンドエッジ形状は簡単です。

[2]で線選択モードに切り替え。カプセルの垂直ラインを選択します。

そのまま新しいMeshを作成してペーストします。

ペーストしたら適当に移動し、もう弛度ペーストする事で同じ枠が2つになります。

この2つの枠をブリッジ処理で繋げます。出来るだけ余計なパスを生成させないようにすることがポイントです。Illustratorで作成して読み込んだデータではないのでフリーズ処理は必要ありません。

こんな感じに成るはずです。

あとは両側のラウンドエッジ形状にポリゴンを作成して穴埋めをします。

ということで完成です。上図の選択した余分な線の部分(同一位置の下側も)を削除した方がいいかもしれませんね。

modo V14.0v1

TCDW6622 
こんな時こそアイデア出しですね

クマのつもりが力士みたいに・・・。しかし、もう6月も終わりなんですよね。つまり今年も半分終わったという現実はかなりショックかも。まっ、ボートしていないで・・・こんな時こそアイデア出しですね〜。

日曜日, 6月 28, 2020

Excel_09 
IF関数のネスト処理で複数分岐

今回は、データを条件指定して3種類に分けるための関数IFのネスト処理です。プログラムなどのIF THEN ELSEのIFの繰り返しです。

まずデータを用意しました。便宜上RANK.EQからのデータを使い回していますが、データそのものは変更しています。

一番上の上杉謙信さんのデータで作成してフィルをしますので K3 を選択して数式タグの[論理関数>IF]を選びます。

表示されるパレットは上から・・・

論理式 → 条件を設定
値が真の場合 → 条件が成り立つ場合はどうする
値が偽の場合 → 条件が成り立たない場合はどうする

となります。ここでは500点以上はA、420点以上はB、そうでない場合はCと設定します。

図式化するとこんな感じです。

少し戸惑う比較演算子もしっかり暗記してしまいましょう。

論理式 → 上杉謙信さんのデータ i3 をクリックし、[それが500点以上であれば]と論理式を記述します。i3>=500

値が真の場合 → 条件が成り立つ場合は合格なので"A"とします。Aだけ入力すれば自動的にダブルクォートで囲まれますが、Tabキーで強制入力することも出来ます。

値が偽の場合 → 条件が成り立たない場合は残りのBとCをどうするか?ですが、枠は1綱のであと2つの枠が必要です。そこで、この偽の部分に新たにIF関数を入れて三分岐させます。これがネスト処理です。

偽の値を入れる枠にカーソルを入れ、画面の左端にある L3 と表記している枠にカーソルを近づけて右端の小さな三角形をクリックします。

三角形をクリックすると関数の一覧が表示されるので、その中から[IF]を選択します。

選択すると今まで入力していたパレットがリセットされたようになりますが、数式バーを確認するとリセットではなく、本来は偽の値が入る部分に新たにIF関数が入った事が確認出来ます。

再度、論理式 → 上杉謙信さんのデータ i3 をクリックし、[それが420点以上であれば]と論理式を記述します。i3>=420

値が真の場合 → 条件が成り立つ場合は合格なので"B"とします。Bだけ入力すれば自動的にダブルクォートで囲まれますが、Tabキーで強制入力することも出来ます。

値が偽の場合 → 条件が成り立たない場合、残りはCだけなのでCだけ入力すれば自動的にダブルクォートで囲まれますが、Tabキーで強制入力することも出来ます。

これで数式は完成です。
=IF(I3>=500,"A",IF(I3>=420,"B","C"))

もちろん分岐を更に増やすことも出来ます。ただし、使用回数には7回の制限があります。それ以上の分岐処理をしたい場合はVLOOKUPやSWITCH等を利用した方がよいでしょう。

IF関数のネストを説明しましたが、実は色々な関数が全てネスト処理出来るようになっています。はじめのうちは混乱するので簡単な関数で色々実験してみると理解が深まると思います。

Office365 2020

TCDW6621 
レーザープリンタはもう何年も使っていない

久しぶりにインクジェットプリンタ使ったらインク切れ&目詰まりの調整で小一時間かかってしまいました。ある程度定期的に使わないと色々問題多発しますね。そう言えばレーザープリンタはもう何年も使っていなかったような・・・

土曜日, 6月 27, 2020

Excel_08 
IF関数で二択分岐

今回は、データを条件指定して2種類に分けるためのIF(イフ)関数です。プログラムなどのIF THEN ELSEのIFです。

まずデータを用意しました。便宜上前回のRANK.EQのデータを使い回していますが、データそのものは変更しています。

一番上の上杉謙信さんのデータで作成してフィルをしますので K3 を選択して数式タグの[論理関数>IF]を選びます。

表示されるパレットは上から・・・

論理式 → 条件を設定
値が真の場合 → 条件が成り立つ場合はどうする
値が偽の場合 → 条件が成り立たない場合はどうする

となります。ここでは420点以上は合格、そうでない場合は不合格と設定します。

図式化するとこんな感じです。

論理式 → 上杉謙信さんのデータ i3 をクリックし、[それが420点以上であれば]と論理式を記述します。 i3>=420 

値が真の場合 → 条件が成り立つ場合は合格なので"合格"とします。合格だけ入力すれば自動的にダブルコートで囲まれますが、Tabキーで強制入力することも出来ます。

値が偽の場合 → 条件が成り立たない場合は不合格なので"不合格"とします。不合格だけ入力すれば自動的にダブルコートで囲まれますが、Tabキーで強制入力することも出来ます。

なお、比較演算子の意味を整理しました。[以上]や[以下]のように[以]が付く場合は自分自身の値も含みます。[より大きい]または[超過][より小さい]または[未満]は自分自身を含みません。

一番最初のデータが表示されたら、いつものようにフィルを実行して完了です。
=IF(I3>=420,"合格","不合格")


IF関数は一番使う関数と言っても過言ではありません。また、二択ではなくて三択以上の使い方も出来ますがそれは次回に整理します。

Office365 2020

TCDW6620 
間違えるというハプニングに遭遇

昨日郵便教で切手を購入(メール出済むことを郵送するために)していたら、窓口で、同性の男性と女性の手続き結果を間違えるというハプニングに遭遇。受け取りが必要な支払いのおつりを受け取るAさん(男性)と、株の配当金を受け取るAさん(女性)。見事に職員が間違え、しかも間違えに気が付かず開き直っていたのには唖然。暫く押し問答の末に間違いに気が付いて謝罪していましたが、あの謝罪は謝ってないな〜と直感。

金曜日, 6月 26, 2020

Excel_07 
RANK.EQで順序を返す

今回から関数に入ります。ということで最初は順序ほ返す[RANK.EQ](ランクイコール)です。


まずサンプルトして用意したテスト結果データの合計を出します。

 J3 にカーソルを入れ、オートSUMでも構わないですし、数式バーに直接 =SUM(B3:I3) でも同じです。上杉謙信さんの合計点を出します。

あとは J3 の値をフィルすれば全員の合計点が出ます。

次に K3 カーソルを入れて合計点の多い順に順番を求めます。まず K3 にカーソルを入れてから、数式タグの[その他の関数>統計>RANK.EQ]をクリックします。もちろん慣れてきたら直接数式バーに入力しても問題ありませんが、はじめのうちは数式タグから見付けてパラメーターを入れるという流れが安全で確実です。

RANK.EQ を選ぶと上の様なパレットが表示されます。上から以下の様な値を入ります。
数値→自分自身の値
参照→他の値も含めた全て
順序→表示順の指定

一番上の上杉謙信さんのデータで処理してからフィルをするので、ここには J3 が入ります。

数値→一番上の上杉謙信さんのデータで処理してからフィルをするので、ここには J3 が入ります。カーソルを[数値]のボックスに入れて J3 をクリックします。

参照→ここは合計点の全てを選択します。カーソルを[参照]のボックスに入れて J3 から J14 までをドラッグ選択して J3:J14 とします。ただし、このままでフィルをしてしまうと次の武田信玄さんの参照範囲が1つズレてしまい J4:J15 になってしまいます。Excelデータのデフォルトは相対参照だからです。そのため、この範囲は絶対参照(全員が同じ場所を参照)にする必要があります。まず J3:J14 を入力(取得)してから、全体 J3:J14 を選択しファンクションキー4番(F4キー)を2度叩き J$3:J$14 とします。

順序→に関しては[1(True)]または[0(False)]のどちらかになります。ヒントが表示されるので混乱はないでしょう。ちなみに数値の順番なので通常数値は小さい順にカウントします。ですから、点数の低い順に番号をという指定があればここの値は[1]となります。ただし、テストの成績や売上金額と言った値の場合は大きい順にカウントしますのでイレギュラーの数え方としてここの値は[0]になります。

なお、絶対参照設定で叩くF4キーの回数によって意味が異なる状況を上に整理しました。今回のケースでF4キーが2回なのはJ列は固定されているからです。固定されていないのは行なので2回となります。

=RANK.EQ(J3,J$3:J$14,0)

これで全員の成績と順番が確定しました。なお、どんなに簡単な計算結果であってもExcelでは必ず数式で個知恵を出します。それは元データに変更が入った時に自動的に修正が働くからです。

Office365 2020