土曜日, 1月 03, 2004

町全体がユザワヤ

前日の悪寒と頭痛は完治した(快復力はまだ残っているようだ)ようなので、3日、気分転換と散歩を兼ねて蒲田まで出かけてきた。目的はユザワヤ探索であ る。ユザワヤは一言で言うと生地屋さんなのだが、巨大に発展して、様々な商品(服地・コットン・舞台衣裳・服飾材料・和洋裁用品・ミシン・手芸・毛糸・ ビーズ・フラワー・工芸・画材・額縁・文具・書道用品・玩具・模型・オーダーカーテン・紳士服イージーオーダー・ランジェリー・調理用品・生花・園芸)を 取り扱っているので、丸1日いても飽きない店なのである。なにより本店のある蒲田では店舗が15もあるのだから尋常ではない。子供の頃、母に連れられて生 地や毛糸を買いに行った事を思い出したが、現在の私はもっぱら文具と画材、それに各種工芸品の材料を集める場所となっている。クリスマス前はその品数と価 格の安さで怒濤の人混みとなる。いや、365日いつ行っても凄い人なのだ。友人が吉祥寺のユザワヤが面白いと話しかけてきたとき、別の友人が『海津さんは 本店が近いから』と突っ込みを入れたら、最初に話しかけてきた方は『本店?』というリアクションだったので、フォローを入れてくれた友人が、『蒲田は町全 体がユザワヤなんだよ〜』と説明したのには、あまりにも言い得て妙だったので笑いこけてしまった。もちろん町全体がということはないのだが、それほど蒲田 という町に影響を与えているのは確かだ。そして、私が子供の頃のように主婦層がメインであった時代と異なり、客層は様々な世代に変化している。やはり、買 う買わないは別として色々な素材を眺めるのは楽しい一時である。ちなみに私の好きな売り場は工芸品売り場である。(column: 1443)