火曜日, 1月 13, 2004

毎年繰り返される愚行

新年となり、気持ちよく清々しい1年にしたいと誰もが望んでいるはずなのに、元旦から飲酒運転による人身事故のニュースは後を絶たないし、それが沈静化し たと思ったら成人式での暴行愚行の類は不快感を通り越し、哀れささえ感じてしまう。どうしたらこんな攻撃的で自分勝手な人が形成されるのだろうか。若いか らというだけで許される許容範囲は完全に超えている。どう差し引いても犯罪行為(刑罰はあまりにも軽いが)だからだ。こうして毎年訪れるはずだった新年を 迎える心地よさのようなものが私の中から薄らいでいくような気がする。日本には四季というものがあり、節目ごとに訪れるセレモニーを大切にしてきたことは 既に過去の遺物となってしまったのかもしれない。まさに自由と好き勝手の履き違いである。きっと、いい加減と適当の違いも解らないだろう。なんだかますま す国民が二極化しているような気がする。これは相当問題な現象だ。(column: 1457)