水曜日, 9月 10, 2025

Illustratorでオブジェクトの再配色より便利な色変換

質問というか、相談?がありましたので・・・
Illustratorでドット絵を作成後、色替えをしたい場合は、[編集]>[カラーを編集]>[オブジェクトの再配色]が、一見便利のようで意外とストレスが溜まるので、パーツ毎に上から描画モードを変更したオブジェクトを乗せる処理がいい感じです。

作成したドット絵。
もちろんドット絵限定のネタではありません。

類似色のバーツ毎に複製をしてレイヤーを分けて作成・・・

最終的にグループ毎に[パスファインダー]>[合体]で1つのオブジェクトに変換します。

レイヤーはこんな感じです。

ここで任意の色で塗り潰してから[ウィンドウ]>[透明]で描画モードを[通常]から[ソフトライト]等に変更すれば・・・

オレンジ色の部分だけに深みが増します。

そのままブルーに変更すれば・・・

彩度が少し下がったような雰囲気になります。

輪郭とグリーン部分をオレンジ色に変更して[ウィンドウ]>[透明]で描画モードを[通常]から[ソフトライト]等に変更すれば・・・

グリーンの部分がオレンジ色のボディーに馴染みます。後は色替えと描画モードの変更で、かなり大きな変更を手軽に行うことが出来ます。色数が少なければ[編集]>[カラーを編集]>[オブジェクトの再配色]でも問題ないですが、色数が多い場合は無理ゲーですから。この上から描画モードを変更したオブジェクトを乗せるがお薦めです。