木曜日, 8月 12, 2021

ZBrushでUV作成と書き出しの手順(1)

modoだけじゃなくてZBrushもUV作成を整理していませんでした。ということで、ZBrushでUV作成と書き出しの手順を数回に分けて整理してみます。なお、ZBrushCoreやminiでは処理できません。

以下も参考にしてください。
ZBrushの少しヤヤコシイUVマップ書き出し 2018/12/05


まず、いつものキャラクター(猫ボール)を読み込みました。

まず最初に[Zプラグイン]>[UVマスター]にて、クローンで作業を行うをクリック後にアンラップクリックします。

キャラクターは白く大きく表示されます。

ここで、[Zプラグイン]>[UVマスター]から平面化]を選択すると・・・

UVの画面が表示されます。元に戻す場合は平面化を解除をクリックすれば戻ります。

ちなみに、[ツール]>[UVマップ]から[モーフUV]を選択すると・・・

同じくUVデータが表示されます。ここでペイントしても反映されますが、Photoshopで編集したい場合は平面化]のを書き出したデータで処理します。しかし[モーフUV状態でスカルプト・ペイント可能になっているので、私の場合はスカルプト・ペイント結果を書き出し、Photoshopで編集して読み込みスカルプト・ペイントで再調整の繰り返しを行っています。

平面化]と[モーフUV両者の違いは私も完全に理解できていませんが、ザックリと整理すると、平面化]の表示がUVテクスチャーデータで書き出されるデータはコレになります。[モーフUVの表示がモデルの起伏を表示するUVデータとなります。UV マスターには制約があり、ポリゴン数が100〜150,000の低ポリゴンモデルで動作するように設計されています。

ところで、[ツール]>[ジオメトリ]から[ダイナミックサブディビジョン>[ダイナミック]選択すると・・・

ローポリゴンでも滑らかに用事してくれますが、この状態で[ツール]>[UVマップ]から[モーフUV]を選択すると・・・

上図のようにワケワカメに成ってしまうので要注意です。なお、この状態になっても、[ダイナミックサブディビジョン>[ダイナミック]のチェックを外してから[モーフUVを実行すれば元に戻ります。

[平均化]のデータを画像として保存したい場合は、[ツール]>[テクスチャーマップ]から[新規テクスチャ]>[作成]>[UVチェックから作成]>[テクスチャ複製]を行ってから・・・

テクスチャ一覧からエクスポートでUVマップをテクスチャとして保存します。読み込みはインポートで読み込みます。

ZBrush 2021.6.6