金曜日, 6月 30, 2006
極端なポスタリゼーション処理はレベル補正で
Photoshopて極端なポスタリゼーション処理はレベル補正で対処した方が良い場合があります。
冒頭の元画像に対して【イメージ>色調補正>ポスタリゼーション】でデフォルト設定を行うと上のようなイメードとなります。
ここで階調数を最低の1に設定すると上下のようなイメージとなります。つまり、これ以上の調整は困難と言うことになってしまいます。もちろんこれでOKという場合は問題有りませんが、もっとコントラストを付けたい場合は、
【イメージ>色調補正>レベル補正】を使います。まず上のようにレベル補正を選択し、入力レベルの黒点スライダーを下のように100に変更します。
下は【イメージ>色調補正>レベル補正】の入力レベルの黒点スライダーを100に変更した結果です。
続けて入力レベルの白点スライダーを下のように黒点スライダーまで寄せます。ここでは102の値となりました。
何も考えずに設定しただけでも下のようにポスタリゼーション処理よりも強めのコントラストを得ることが出来ます。画面でライブ確認が可能なので色々と細かい調整を行いながらイメージを作り込んでいくのがベストです。ただし、階調数が1以上のポスタリゼーション的なイメージ作成には向いていません。
木曜日, 6月 29, 2006
水曜日, 6月 28, 2006
一時的な拡大にはニアレストネイバー方式がベスト
Photoshopで小さい画像のマスキングを調整するといった、一時的に作業の関係で画像を拡大する場合は、ニアレストネイバー方式で処理した法が賢明です。
小さい元画像に対して400%に拡大してから25%に縮小(結果的に元のサイズ)という実験をバイキュービック法とニアレストネイバー法で比較してみました。
何もしない元画像(拡大表示)
バイキュービック法による拡大・縮小処理
ニアレストネイバー法による拡大・縮小処理
元画像が既にJpeg圧縮されていると違いは微妙になってしまうことがありますが、明らかにバイキュービック法の処理結果に鈍化が発生しています。
100 of Photo Imaging & Column
火曜日, 6月 27, 2006
月曜日, 6月 26, 2006
梅ジュース
iWebでネットをもっと楽しもう
iLife06から加わったiWebは、かなり使えるWeBツールだと思います。ということで100 of Photo Imaging & Columnというblogを作成してみました。
セミオート処理で作成するという点を気にされる方もいるかもしれませんが、プロであってもサイトやBlogを作ることは本来の目的ではないはず。あくまでもメインは作品の提示ではないでしょうか。Web関係に弱いけれども優れた作品を沢山作り続けているクリエーターはいます。あれこれ迷っていないで、まず作品を公開することが大切な手順ではないかと感じています。とにかくひな形で色々と遊んでみることが大切です。操作方法はApple共通ですので混乱することはありません。ただし、.Macのアカウントをもっていないとダメですけど。
日曜日, 6月 25, 2006
野生の枇杷
土曜日, 6月 24, 2006
Photoshopのブラシ機能にはオプションのパラメータが豊富な点に注目
金曜日, 6月 23, 2006
木曜日, 6月 22, 2006
Illustratorでパターンを作成するときのマナー?
Illustratorでパターンを作成するときはデータ構造を理解し、つなぎ目が出ないように調整する必要があります。
Illustratorでは、上の図のようにIllustratorでパターンベースを作成し、任意のオブジエクトに対して指定すると、下の図のように、パターンのつなぎ目が目立ってしまうことがあります。ラスタライズしてしまえばこの問題は解決しますが、pdfでも現象は変わらないので少々厄介です。そのため、ユーザーは自衛しなくてはなりません。
まず斜めのパターンであれば、下の図のように作成したパターンのベースを細長く延ばしてから登録することでつなぎ目を隠すことが出来ます。
登録したパターン(ここでは垂直として登録しました)の状態で下の図のように垂直線のパターンとなっていますが、この状態でチルダキー(〜)を併用し、回転ツールを使うことで冒頭のようなイメージに調整することが出来ます。もちろんShiftキーを使うことも可能ですので、スナップ機能も活用できます。
火曜日, 6月 20, 2006
Photoshopの極座標フィルタの特性
Photoshopの極座標フィルタの特性を理解しておくと何かの役に立つかは疑問ですが、かなりユニークです。
Photoshopの【フィルタ>変形>極座標】には上のように「極座標を直交座標に」と「直交座標を極座標に」の2つの設定がありますが、それぞれを組み合わせるとかなりユニークな結果をもたらします。まず、冒頭のソース画像に対して下の図は「直交座標を極座標に」を実行後に「極座標を直交座標に」を実行した結果です。その下は、真逆の「極座標を直交座標に」を実行後に「直交座標を極座標に」を実行した結果です。前者は上面部分にボケがはっせいするものの、ほぼ完全に元に戻りますが、後者は元のイメージとは違ってしまいます。
日曜日, 6月 18, 2006
同一画像の反転組合わせは描画モードの調整で
久しぶりのクッキー(ピーナッツクリーム版)
土曜日, 6月 17, 2006
久しぶりの世田谷美術館
17日、友人が参加している絵画グループ『ROUND 3』の展示会に出かけてきました。
明日までだったのでかなり焦っていた私は、会場の世田谷美術館に向かうために、用賀駅から徒歩を決行しようともくろんでいたのですが、あまりにも日 差しが強いのでバスに変更。ただし、帰りは涼しくなっていたので用賀駅まで歩いてみたところ、意外に近いのでかなりびっくりしてしまいました。さて、肝心 の展覧会は9日それぞれの個性がぶつかってよい空間を作り出していたように感じました。普段は仕事でコンピュータ漬けのため、世界に一点しかない作品とい う部分にかなり憧れを感じています。毎年開催しているとのことなので、来年新しい作品を見る楽しみが生まれました。
金曜日, 6月 16, 2006
マスクメロンがあった【チロルチョコ】
ネオン管即席作成方法
ネオン管もどきのイメージをPhotoshopで素早く作成するにはポスタリゼーションとぼかし処理が必要不可欠です。
手っ取り早くネオン管もどきのイメージを素早く作成したい場合は、上のように適当なグラデーションを用意し、その複製レイヤーに対して【イメージ>色調補正>ポスタリゼーション】にて【階調数:4】程度を実行し、続けて【フィルタ>ぼかし>ぼかし(移動)】にてポスタリゼーション結果に合致した角度で適当な値を与えます。作例では800×600ピクセルの画像に対して10ピクセル程度の値を指定しています。これはポスタリゼーション結果のバンディングを消しとるだけなので、あまり強く設定する必要はありません。
ぼかし処理が完了したら描画モードを【差の絶対値/不透明度=100%/塗り=100%】として上のイメージを得ます。あとはレイヤーを合体してから【イメージ>色調補正>自動レベル補正】を実行すれば冒頭のイメージが得られます。