土曜日, 9月 07, 2019

Illustratorで同一図形の組合せはアピアランスで

昔コンパスで描いたような同一図形の組合せによる図形はアピアランスで切りのいい値で作成してしまった方が後処理が楽です。

まずここでは直径100mm(幅、高さ)の円を作成し、アピアランスにて線の複製を6つ作成します。なお、塗りは無しとしておきます。

6つ作成した円をアピアランス上で1づつ選択し[新規効果を追加]にて[パスの変形>変形]にて移動の値を以下の様に設定します。

水平方向:50mm
垂直方向:0mm

水平方向:-50mm
垂直方向:0mm

水平方向:25mm
垂直方向:43.3mm

水平方向:25mm
垂直方向:-43.3mm

水平方向:-25mm
垂直方向:43.3mm

水平方向:-25mm
垂直方向:-43.3mm

全てを表示すると、懐かしい図形が現れます。ポイントは直径100mmの円をベーストしたことです。あとは必要に応じて拡大・縮小をするだけです。

ただし、拡大・縮小の時に注意が必要です。

必ずオプションの[線幅と効果の拡大・縮小]にチェックを入れる必要があります。これでイメージを変えることなく拡大・縮小が可能となります。

上は完成時のアピアランスの状態です。作業の混乱を去るために色分けしてみました。

Illustrator CC 2018