日曜日, 8月 10, 2008

ミイラ再生


原題は「The Mummy」。1932年、アメリカのユニバーサル製作の映画。そして1999年のアメリカ映画で、スティーブン・ソマーズ監督・脚本のアドベンチャー映画「ハムナプトラ」はこの映画のリメイクである。ちなみにハムナプトラは現在パート3が公開寸前であるが、レイチェル・ワイズオデッド・フェールが出演していないハムナプトラ3は個人的にまったく興味が無い。レイチェル・ワイズが降板した本意らしい噂もなんとなく理解できるし。で、ブレンダン・フレイザーのヒョウキンな演技が見たいのは確かですが、それは、近日公開予定のセンター・オブ・ジ・アースに期待しているので問題なしですね。とにかく、キャスティングを変える(維持できない)のなら全員変更しないと。特にレイチェル・ワイズは「ハムナプトラ」でブレイクした女優だしね。話を戻すと、ミイラ再生は前年の1931年にフランケンシュタイン役で一躍人気者となったボリス・カーロフがイムホテップ役で怪演を行い、ホラー映画史上最大の伝説的怪奇スターとなった。で、肝心の内容だが、ミイラが包帯まみれで暴れ回るというのはこの作品の後に生まれる作品のことで、このオリジナル作品では蘇生したミイラは普通の体になっている。つまりハムナプトラと同じというわけである。今見るとそれほど怖い内容ではないが、75年前の作品と思えばかなり楽しめるのではないだろうか。ちなみにミイラといえば昭和30年代にTV放映されていた和製ミイラの「恐怖のミイラ男」はかなり怖かったような・・・。