木曜日, 12月 22, 2005

CMYKで黒を含むグラデーションの注意点



CMYKモードにて、黒から特定の色で構成されるグラデーションを作成する場合は、黒に反対側の色を含ませると、Drawデータのカラーリングにつきもののチープさを払拭し、リッチなイメージとなります。

冒頭のイメージは、左端の設定【C50/M100<>K100】、真ん中の設定【C50/M100<>C25/M50/K100】、右端の設定【C50/M100<>※<>C50/M100/K75】という具合にグラデーションの設定を調整して言います。右端の※印の部分んは一旦真ん中の設定で50%の位置に新規のステップを作成してから右端の黒の色を調整しています。そのため、数値的には小数点以下2桁まで出てしまいますが、そのまま無視します。なお、注意しなくてはならないのはCMYKの合計値が250程度に収まるように設定することです。厳密に250以下であることが正しいというわけではありませんが、合計が300%以上という状況は一般的にインクが乗りすぎてしまいますので、避けた方がいいでしょう。下の【図】は実際に作成したグラデーションの状態です。なお、イラストへのグラデーション指定には個々のパーツごとに角度を調整しています。



なお、これは、10年以上前のネタですが、今だにウケルので整理してみました。