土曜日, 6月 26, 2004

無理して見たくないモノ

参議院選挙がスタートした。だからといて政治の話ではなく、当落的中率の話である。右も左も分からなかった(うちの親は物心つく中学生の頃までそういった 話はしなかった)小学生の低学年の頃、色々な選挙毎に張り出させるポスターを品定めし、ほぼ瞬間的に当落を勝手に予想していたことがあった。しかも、的中 率はほぼ100%であった。どうしてだったのかは分からないが、新聞に発表される当落結果とメモを照らし合わせていたことを思い出したので確かだ。どうしてそんなつまらないゲームに興じていたのかも分からないが、不思議な事に政党の主張や立候補者の位置づけなどが理解できるようになった中学生の頃になると この予想は見事に当たらなくなってしまった。まっ、それでも実際に投票が行えるようになった頃には無駄な投票結果は極めて少なくなっているので、千里眼は 戻ったことになるのかも知れない。恐らく邪念がなかった小学生の頃は何か直感的な者があったのかもしれない。大人になると退化してしまう六番目の感覚のよ うなものかもしれない。そういえばこの怪しい感覚が定期的に現れたりする。デザイン学校の頃は予測が随分的中していた。独自のトランプ占いも恐ろしいほど 当たっていた。もちろん偶然の一致だったのかもしれない。自分では分からないが霊感が強いと言われたことが何度もあった。思えば既に他界している叔父や叔 母に霊感の強い人がいたので、その影響がすこしぐらいあるのかもしない。もっとも、私自身はそっち方面の力を鍛えようとする気がまったくない。要するに、 妙なモノは出来るだけ見たくないのである。(column: 1547)