木曜日, 4月 08, 2004

Tablet PC

また、Tablet PCの取材を受けた。正式公開されればリンクでお知らせする予定だ。で、今回はHPのタブレットを使わせて貰った。はっきり言って凄くイイ。これで4メー カーのTablet PCを触ったことになる。ところで、今回は相当過激な発言をしている。成り行き上ということだが、熱心なアップルユーザー(アップル関係者)が読んだら激 高する方も出てくるかも知れない。なにせ、『アップルである必要はない』とまで言い切っているからだ。もちろんこれはTablet PCというアップルには無い選択肢にどうしてもっとクリエーターは触発されないのかという意味を込めてのことだ。例えば現状ではG5を航空母艦とし、その 他の選択肢は巡洋艦であったり、時には爆撃機であっていいと思う。では、何故G5が航空母艦かというとそれはプロの世界でのアップル及び黎明期に苦労した プリブレス関係者の実績というのがもっとも正しいかもしれない。言い換えれば銘刀のようなものだ。だから、逆にアップルの良さを理解しているから Windowsが使えるという流れが私は自然だと思うし、そう実践している。いつも思うし、率先して発言してきているが、モノを創り出すことにコンピュー タやソフトウェアはほとんど関係がない。それらはモノを作り出すときに必要な道具だからだ。それらは当然Macである必要は無いということになる。そうか もしれないが、決定的に違うのはデザインに対するスピリッツだ。拘りとでもいうべきだろうか。クリエータの道具を創り出すメーカーにデザインセンスが無い のはやっぱり興醒めだ。そういったメンタルな部分とトータル環境でアップルは今後もクリエータの道具として君臨してくると思う。しかし、アップルがリリー スしていない製品群というもの選択肢は当然無い。Tablet PCやりPDAなどがそうだ。あるいは極端に軽く小さいノートパソコンというジャンルも同様だろう。これらがWindowsだからという理由だけで毛嫌い するとしたら、それは既に本末転倒と言い切ってよい状況だと私は思う。(column: 1522)