水曜日, 3月 31, 2004

オンラインクロッキー

というわけで悪戯書きの復活である。最初の頃にも説明したと思うが、私のWebLogにアップしているビットマップ系イラストは完全な下絵である。クロッ キーの少しまともなものぐらい(と本人は思っている)の感じだ。だからものすごくいい加減だっりする。で、今執筆中(既に執筆原稿の入校は完了で校正待 ち)の本では、アップしたイラストを下絵としたIllustrator版イラストを沢山使っている。まっ、そういった使い方もいいんじゃないだろうか。カ ノーブスのサイトでの連載で使っているキャラクターの下絵もWebLogにアップしている。もちろん永遠にそういった方向で利用するとは限らないが、もし かすると突然Flashムービーに狂ってしまったりするかも知れない。で、今度はPhotoshopの共著だ。これは執筆が始まったばかりなので、これか ら地獄ということになるが、ここでは逆にラフはラフなりに完結したビットマップ系イラストについても少し触れている箇所があるので、今までとは少し状況が 異なってくる。多分ここにアップしたラフをベースとしたビットマップ系イラストということになるだろう。そういえば今日(30日)は、ある勉強会で面白い 3D系ソフトを知った。なんだか久しぶりにワクワクするソフトに出会ったような気がする。これについては後日デモ版などをゲットしてレポートをアップして みようと思う。(column: 1517)

日曜日, 3月 28, 2004

MacPeopleで一発ネタ連載

4月から月刊化されるアスキーのMacPeopleで簡単な連載が始まった。と言っても、Tips特集?として確保されているらしい4ページの中を数人で ガチャガチャ執筆しているので単独ではない。要するに一発芸の類だ。いや、内容的にはTipsではなくてSuper Hintの類なのだが。単なる一発ネタに終わらないように頑張ってみたいと思っている。さてさて、様々な場所で最近デザイナーが勉強しなくなってしまった ということが問題(危機感を抱いている方がいる)になっている。得意の方向の仕事しかしていないので、その方向の仕事では王道であっても他の仕事から見た ら邪道であったり、あり得ないデザインということは多々あるが、それに気が付いていない達人まで現れる始末では当然だろう。例えばパツケージデザインの 『読みやすい』と、ページものの『読みやすい』ではまったく意味も視点も違ってきてしまうように。要するにプロとして知っていなくては成らないことをまっ たく知らない方達があまりに増えてしまっていることと、雑誌などのTipsや裏技の類を追い求める方で業界が満ちあふれてしまっているという危惧である。 そんな私もそういった原稿を書いてはいるが、根本的には使い方と考え方のヒントをしたためているつもりである。誤解されているようだが。ところで、最近デ ザイン作成として関わっている仕事の1つにキャッチコピーも自由に提案して良いという奇特な仕事がある。そして、これが面白い。もともとそういった訓練を 学生の頃に受けてきていたので苦ではないばかりか逆に水を得た魚状態である。もちろん全てを完全に一人でやるというわけではない。世間には分業に撤するこ とが出来ないような仕事もあるということである。(column: 1516)

土曜日, 3月 27, 2004

DV編集顛末記

22日からカノープスのサイトで【DV編集顛末記】と いう連載をスタートさせた。同社のDV編集ソフトであるEDIUSを使っての七転八倒チャレンジ同時進行連載みたいな流れである。だいたい1月に1本ぐら いのペースで新しいソフトウェアを使う機会があるが、多くは静止画用のツール類であったり、せいぜい複雑と言っても3Dソフト(これはある意味でもっとも 面倒な世界かも知れない)であったが、流石にDV編集は敷居が高い(昔のイメージが付きまとっているからかも知れないが)と感じている。要は独自のイン ターフェースをどれだけ理解できるかという点だろう。そんなことを言うとメーカーの方に叱られてしまいそうだが、やはりまだまだ一般的ではないDV関係の ソフトウェアは、一般のグラフィックソフトとは作成するものがあまりに違いすぎるので、同じような具合にはいかないのは確かだ。まっ、ある意味では3Dソ フトの『ソフト毎に外国語〜』というほどではないのは、せめてもの救いかも知れない。ということで3回連載がどんな顛末を迎えるか私自身もまだ分かってい なかったりするのである。(column: 1515)

木曜日, 3月 25, 2004

フリーなのに会議

すっかりWebLogが滞ってしまった。さぼっているわけではないのだが、タイミングという流れに乗れなくなってしまった。もっとも来週あたりには元に戻 すつもりだが。さて、実は仕事がやたらと忙しくなってきたわけでもなく、単に今まで以上に外へ積極的に出るようになったことが影響している。それは散歩と 言ったレベルではなく、勉強会であったり、会議だったりする。フリーの身ではあるがミーティングではなく会議である。具体的なことは公開できないが、これ が意外と楽しい。アイデアをひねり出したり、他の方のアイデアを発展させたりするのが面白い。平たく言うとディレクションと言うべきなのかも知れないが、 それは私にとっては今のところどうでもいい区分けだ。(column: 1514)

月曜日, 3月 22, 2004

日本語が通じない店員さん

ポツポツとコラムや悪戯書きのアップが滞ってしまった。そろそろ復活しなくてはと思う今日この頃である。さて、暫くぶりでちょっと出かけてみた。場所につ いては後述する内容で個人を特定してほしくないので伏せるが、行楽地といった場所ではなく普通の町である。で・・・ちょっとしたショッピングの用事を済ま せて休憩をしようとしたが、適当な店が無かったのでマクドナルドでポテトを食べながらコーヒーでもと思ったのが間違いのもとだった。店内はそれほど混雑し ていないにもかかわらず注文カウンターは異常に混んでいるのである。そしてその理由は自分の番になってやっと分かった。応対をしている女性が東南アジア系 の外国人で殆ど片言の日本語しか通じないのである。当然こちらの話はまったくと言っていいほど馬の耳に念仏状態。コーヒーの数は間違え、ミルクも忘れ、ス トローの必要なドリンクにはストローが無いといった具合で、本当にマクドナルドなのだろうか?と瞬間店頭を見直してしまったくらいである。新商品のキャン ペーンで見慣れた赤系の衣装がブルーであったので余計に疑惑が生まれるほどだった。頑張ってアルバイトをされている外国人の方を蔑視するものではないが、 もう少し、例えばペアで対処するなどの対応があってもいいのではないだろうか。それともそういった要望はワガママなのだろうか。(column: 1513)

木曜日, 3月 18, 2004

StuffItのWindows版があることを今頃知った

StuffItのWindows版があることを今頃知った私の前回のコラムは大間抜け状態である。ただし、製品名は『アーカイブ・プロ』が大きくなってい て『StuffIt for windowsは小さい扱いになっている。さて、その後(数時間単位での話)フリーウェアのLhazという便利なアーカイブツールを発見して問題解決〜と いう状況でしたが、『Lh〜』という名称だったのでzipには対応していないと勘違いしていた私が甘かったようです。調べてみると最近のものは大抵対応し ているようだ。しかし、インターフェースはピンキリだ。そういえば昔お世話になった『LHA』を我々は『エルエッチエー』と呼んでいたわけで、回りもそう であったのに、最近は『エルハ』という方達がいるのを知って更にビックリ。もしかしたら世代(ユーザーとしての)が次の世代にいってしまったのかもしれな い。もともと『LHA』は『LHarc』でその前は別の方の作品で『Larc』というのが確かあったと記憶している。通信速度が2400bpsになって仰 天していた頃の話。当時はいかに小さくしてデータを相手に送るかだったが、今は高速化でそれも鈍くなっている。ただしプリプレス用の画像はやっぱり巨大 だ。圧縮・解凍にも膨大な時間がかかってしまうのは仕方のないことかも。(column: 1512)

火曜日, 3月 16, 2004

StuffItは偉い!

Windowsのちょっとした作業で圧縮して7MBほどのデータを当然Windows上で圧縮しなくてはならなくなった。ファイルを一つにする必要があっ たからだ。確か大昔にWinZipのドネーションを払っているが、それはWindows98の頃で今は使っていない。マスターディスク(ダウンロードした のかも忘れるほど使っていなかった)を探すのも面倒くさい(どこにあるか分からない)。そこでオラインソフトを物色し、出来るだけ簡単なモノをいくつか落 として使ってみたが、DLLが無いとダメだとか、書式が面倒で、まるで口うるさい寿司屋に間違って入ってしまったような錯覚を通り越した怒りがこみ上げて きた。これでも大昔はMS-DOSで書庫だなんだと圧縮ツールを使いまくっていたのが嘘のようだ。あんなもの(と言ったら失礼だが)は指定したファイルな りフォルダーをドラッグしたりしただけで勝手に処理してくれるのが一番。しかも設定も簡単で分かりやすく思考を妨げないのがいい。考えてみればMacに移 行してから使い倒しているStuffItの恩恵があまりにも大きかったのかも知れない。有る意味、Macintosh嫌いなWindowsユーザーの方に もStuffItだけは体験して欲しいとさえ本気で思っている。で、肝心の圧縮処理はとうとうブチ切れてMacにフォルダーごと転送してから StuffItでzip圧縮してネット(指定のデータベースみたいな場所)へアップした。でも、それは万が一StuffItが無くなってしまうと圧縮が出 来なくなってしまうと言うことなのだろうか。(column: 1511)

土曜日, 3月 13, 2004

ワガママだけが認められるような世の中

幼児や子供がゲームのように虐待、あるいは殺害される事件が多すぎる。いや、こんなことは一件もあってはならないこと。更に腹の立つことは、犯人には前科 があり、多くの未遂事件を引き起こしているにもかかわらず、殺害にいたらなければ逮捕されなかったということだ。概ねどのケースもこれではないだろうか。 そして投獄されたとしても、数年で出てきてしまう。人を殺しても罪を反省し、償う気持ちを持てば放免されるという現実は正直納得できない。いつもこういっ た事件が発生する毎に書いているが、殺害されてしまった方の人生は無かったことにでもしろということなのだろうか。わがままなことを言う者、大きな声の 者、そんな奴らのワガママだけが認められるような世の中になってしまったのだとしたら、もう取り返しはつかなくなっているのかもしれな い。(column: 1510)

水曜日, 3月 10, 2004

遂に出ました300円/ページ

経費を浮かすために中国で印刷やデザインまでしてしまうという風潮が盛んなようだ。綺麗事を言っても現実に食べられなくなったら終わりである。それも一つ の戦略だしな〜と遠い目をしていたら、友人のエディトリアルデザイナーのMさんが面白いことを言っていたのを思い出した。『もう中国なんてちっとも怖くな いんですよ。怖いのは日本なんですよ。なにせページ300円というのまで出てしまいましたから!』と。しかし、いくらなんでも300円/ページって凄いと いう言葉を飛び越えてしまっている。遂に来るところまで来てしまったかという感じだ。仕事に魂なんてないんだろうな〜。そもそも一度下がったギャラは元に 戻すのが大変だ。更にクォリティーばかりではない。マナーみたいなものまで消滅してしまっているような気がする。そんな荒廃とした業界にあって、最近ある 方の紹介でちょっとおもしろい仕事に出くわした。いや、面白いというのは、私にとってちゃんとした仕事の流れがあるという意味である。リズムが掴めるとい うニュアンスだ。これは大切だ。どんな状況下でもモノを創り出す事にはリズムが必要だ。殺伐としたコミュニケーションのない仕事関係では良いものなんて生 まれるはずもないからだ。しかし、こういった仕事がだんだん減ってきているのは本当に寂しい。寂しいと吠えてもどうしようもないのだが。(column: 1509)

火曜日, 3月 09, 2004

スパムメール大粛正の日

届くメールは律儀に個別ファイルを作成して自動格納して7年。そのうち一度も読むことのないメールは言わずと知れたDMという名のスパム系である。それに 気が付いてはいたが、なんとなくダラダラと時は流れてしまった。そして偶然にも膨れ上がったファイルを見て調べてみたら大騒ぎ、取りあえずゴミとして焼却 すべきものを無造作に抽出しただけでいきなり100MBを越えてしまった。そんななゴミ屋敷と化していたと冷や汗が出る。かくして食後の余興に片っ端から くだらないMLや情報ニュース系【実は広告&スパム】という名の貴重(冗談でもあり得ない)なデータを焼却前のポリ袋に格納した。その容量なんと 300MB。以前も不定期な怪しいメールを一気に処分していたので大した容量ではないかも知れない。どちらにしても開いた口が塞がらない。どうも貧乏性が 故に捨てることが出来ないのが悪い癖だ。これからは積極的に読まずに捨てよう。そんな無駄なことをするのだったら解約処理をという意見もあるだろう。それ が実は一番危ないのである。イレギュラーシステム真っ盛りの昨今は、下手に解約手続きに向かえば新手のMLが舞い込むという悪質きわまりない仕組みだから だ。もちろんそんなひどいところばかりではないが、試しにちょっとしたMLに参加してみればいい。突如として飛来する心地よい膨大な数のDM旋風を体験出 来るだろう。(column: 1508)

月曜日, 3月 08, 2004

90日間無償電話サポート

アドビの90日間無償電話サポートを初めて利用してみた。Illustrator CS for Windowsの件でと言うことは恥ずかしいので伏せておく。さて、電話はどんな仕組みなのかはよく分からないが、絶対に繋がらないと思っていたのに一発 で繋がったのにはびっくりした。あとは質問内容を伝えるだけだ。通常その場で解決出来るものは説明を受けることが出来るようだが、私の場合は担当者からあ とで電話をするということで一旦受話器を置いた。ただし、10分もしないうちに担当者から電話があり、その場で指定された通りに操作をして問題は見事にク リアされた。とにかく本当に助かった。しかし、最初に電話に出られた方は心なしか元気が無かったのが印象的だった。サイトのフォーラムなどでは罵声一歩手 前のような書き込みが多々あるので、きっと恐ろしい電話も沢山受けているのだろうと思うと同情してしまう。建設的な意見や提案ではなく、攻撃的な罵倒や捨 て台詞は読んでいて気持ちの良いモノではない。だから読みに行かなくなってしまう。世の中は絶対というモノはないし、自分の思い通りにならないことの方が 多い。もちろんだからと言って無言でいる必要はないが、自分の希望や論理を説明するのに、わざわざ怒りの前置詞を付ける必要はないと思うのだが、やはり大 きな声を出した者の勝ちみたいな価値観がどこかにあるのだろう。実際はそうなんだけど、やっぱりそれってダサダサで嫌だな〜。(column: 1507)

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日曜日, 3月 07, 2004

いいような悪いような・・・

所用で昼過ぎに自由が丘まで歩いて出かけた。途中、奥沢の駅から自由通りを通って無印良品の店あたりまで向かったのだが、今まで車が多いので自由通りを歩 くことはほとんど無かったのに今日に限ってちょっとした気まぐれで歩いてみて、少々カルチャーショックを受けてしまった。奥沢駅近辺のガードレールにはほ ぼガードレールのポールごとに灰皿の代用に括り付けられた空き缶があったのである。いまどき時代に逆行している。なによりこの町には似合わない風景であ る。たばこメーカーは盛んに共存を歌っているが、それは妄想でしかないことに誰も気が付かないのだろうか。キムチが嫌いな人の家の隣りにキムチ工場が建っ てしまうようなモノと同じだ。もっとも無印良品前のちょっとした広場は煤煙ならぬ伏流煙の立ち込めるダンジョンのような状態だから。長居は禁物である。し かし、ちょっとしたタイミングのズレで頭痛と不快感に悩まされてしまうのは不愉快極まりない。なによりどこにも怒りをぶつけることの出来ない不快感ほど精 神を蝕むモノはないからだ。しかし、最近の私はそれらを遥かに凌ぐ不快な体験や仕打ちを連発されている。詳しく書くと愚痴っぽくなるので止めるが、人が真 剣に対応しているのに、からかったり出汁に使う輩の呆れた神経には開いた口が塞がらない。もっとも、彼らから致命的な被害に遭う前に素性が分かったのは不 幸中の幸いなのかもしれない。だから、ルール無用のスモーカーなぐらいではイライラは出なくなってしまった。いいような悪いよう な・・・。(column: 1506)

土曜日, 3月 06, 2004

MacOS9での利用比率は激減

互換性や印刷所の対応やらでまだまだ慎重論が主流のAdobe Creative Suiteだが、とりわけIllustrator CSへの印刷所のガードは堅いようだ。しかし、従来のバージョンと異なりパッケージデザインなどに利用した場合、そのテキスト処理の圧倒的なパワーと利便 性に一度使ったら戻れなくなってしまう。PDFに書き出してのオンライン校正はいつものことだが、最後に文字はアウトライン化してしまえば基本的に問題な い。Acrobat処理が便利で安定しているので、最近はプリントアウトすることもほとんど無くなっている。もちろんMacintosh環境では MacOSXでなければ使えないが、これはもう避けられないハードルだろう。今、私の仕事環境では以前にもネタにしたようにWindows XPとMacOS9との三つ巴混在環境なので頭の中は大混乱だ。どの環境も一長一短だからだ。しかし、今年に入ってから既に3つの環境ではMacOS9で の利用比率は激減している。もっとも大きな理由の一つがAdobe Creative Suiteの登場だ。次がAcrobat 6が利用できない不自由さとWindowsとのデータ互換といったところである。(column: 1505)

金曜日, 3月 05, 2004

フリーウェアの方が優れている場合がある

あるツールを久しぶりに使おうとして、エラーの嵐に巻き込まれた。指定したデータの構造に問題があったようだ。ためしに他の同類ツールで確かめるのも ちょっと冒険が必要だ。なぜなら6万円近くするからだ。そこでネット上のソフトウェアを調べてみると3万円からタダまで色々とネットウェア(シェアウェア やフリーウェア)が引っかかってきた。そこでシェアウェアは試用出来るものだけ落とし、色々調べてみると手持ちの市販ツールと結果は同じであった。という ことでデータを疑っていたりするのだが、結論は私が下すモノではないので現在調査中である。さて、問題はここからである。落とした中でもっとも高額だった ものが1万円ほどだったが、タダのものと処理結果のサイズが微妙に異なるのに気づいたからさあ大変。やはり1万円には適わないかと思いつつも一応検証して みて更に仰天の事実が(ワイドショー的な引っ張り方で)浮かび上がってきた。なんとフリーウェアの方が正しかったのである。しかもインターフェースもしっ かりしていてプロの仕事(いい仕事している)と感じてしまった。作者にとってはこの程度でお金をいただいては失礼という控えめな気持ちがあるのだろう。と ころが1万円の方は見るも無惨なバルタン星人語のような世界。センスはどこかに忘れてきてしまったようだ。そんなこんなで世の中やっぱり何かが変だと改め て感じ入ってしまうのであった。(column: 1504)

水曜日, 3月 03, 2004

120GBのハードディスクが9800円

近くのショップに消耗品やツール類を買いに出かけて、ワゴンセール品に驚いてしまった。内蔵ATAPIの120GBのハードディスクが9800円となって いる。確かここで私は2〜3年ほど前に10GBを9800円て買ったことを思い出した。あと数年したら1TBだろうか。更に驚くのは展示品の新品マシンが 29000円である。今時のマシンはどれもそれなりのスペックなので、プロが画像処理、とりわけDV編集などをするのでなければ別に不自由はない環境だ。 ただし、PCの場合は本体のパーワーを充分に引き出すためにはウイルスガード類を全て外さなくてはならないのがキモである。これを外せば野ざらしだし、外 さなければ大幅な足枷で処理は重くなってしまうし融通もきかなくなる。それじゃ、処理に専念するためにPCでは通信環境を全てオフにしてしまえばいいとい う発送もあるが、それだと最近のソフトウェアは起動することが出来なかったり、一部の機能が制限されてしまったりする。やはり、世界中で一丸となってウイ ルス製造人を撲滅させるぐらいの行動が必要かも知れない。まっ、いい加減で自己中な国が多いから無理だとは思う。結局はガチガチに自己防衛するために少し でも高性能なマシンをゲットすることのイタチゴッコになってしまうのかと思うと、少々面白くなかったりする。(column: 1503)