日曜日, 1月 25, 2004

人生1200枚

ある対談の録音データを頂いた。1時間強で15MBほどのWMA(Windows Media Audio Data)である。単純には言えないが、これを基準に考えると、1日8時間労働での会話全てを録音しても120MB。1ヶ月で3.6GB。つまり余裕を 持っても1ケ月の会話データはDVD-R一枚に収まってしまうことになる。1年でメディア12枚。人生100年としてDVDメディア1200枚で歴史は完 結する。まっ、そんなにDVDメディアは生き続けないだろうが充分に現実的な事だ。最近は小型のIC録音機で数十時間の連続録音も可能なので、もしかする と将来的に起床時間の全てを録音すると行った事をする人が出てくるかも知れない。そういえば学生の頃、全ての日常会話補録音されている方の記事を雑誌で読 んだことがあった。誤認逮捕されたことが発端だったとか。別に面倒なことをしなくても出来てしまうからだ。なんだか面白そうだ。実は随分前からIC録音機 を物色しているのである。高音質であってもカセットテープやMOよりも長時間連続録音が出来るからだ。モーターを駆動させる必要もないからバッテリーの持 ちもいい。なにより小型で持ち運びも便利だ。実は出たてのMP3再生機(オーディオジャック経由での録音なら可能)は持っている。32MBでCD2枚分程 度の能力があった。大きさはマッチ箱程度である。これでも一番安いiPodぐらいした。ところで芸能人でもない限り、誰しも自分の声を録音したものはあま り聞きたくないだろう。声が違うと感じるし、なによりそんな事言っていたっけ?という発見が多いからだ。つい数分前に自分が発した言葉なのに。つまりいか に話し言葉がいい加減であるかをリアルに再現されてしまうのだから当然かも知れない。しかも自分自身で。(column: 1470)